体内下宿人との日々 Vol.2

2019年9月21日に先達であり癌友であった方が旅立たれた。
そう何度もお目にかかったわけでなく、共に酒を酌み交わして語り合う機会もないままだったが、男として人として好きな人物だった。
先方も、たぶん少しはそうだったかもしれない。
おれが時折フェイスブックで紹介する癌に関するブログ記事に、いいね!で応えてくださってた。
いつも気になってはいたが、共に闘っているということで会わずに会っていたのだった。
大勢の人たちに見送られたであろう通夜の日に、おれは入院し、葬儀の日の今日、病室でこの文を書いている。
様々な思いはあるが、それは彼に直接語りかけよう。
また会うこともあるだろう、どこかで。

福岡徳洲会病院@春日市
病名 「直腸癌術後 転移性肺腫瘍」
入院期間 9/24 - 9/26

9/24の検査結果
◇ 血液
 白血球数は正常値
 腫瘍マーカーは今回は検査なし
◇ レントゲンによる腫瘍の大きさはほぼ変わらず

本日(2019.9.25)の治療メニュー

 点滴
 ■グラニセトロン+オルガドロン
 (吐き気止め)
 30分
 ■アバスチン
 (血管新生阻害剤)
 30分
 ■レボホリナート
 (5-FUの効果を高める役割)
 120分
 ■5-FU
 (抗癌剤)
 15分
 ■生理食塩水
 (洗浄)
 30分

早朝より採尿・検温・検血圧・検酸素濃度あり
 10:00 点滴開始
 14:00 点滴終了
 トータル4時間

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