七夕のおもひで

６年前の今日、２０１４年の七夕の日に、高槻市にある大阪医大付属病院に入院して、術前放射線・抗癌剤治療を開始した。
抗癌剤としては、ユーエフティＥ配合顆粒Ｔ150＋ユーゼル錠25mg を１日３回服用した。
退院したのが８月７日だったので、一か月間の入院である。
治療はけっこうキツくて、体重が一気に８キロくらい減ってしまった。
そしてその後、体重は元に戻っていない。
同年の６月１７日に地元の病院で大腸内視鏡検査を受けたんだが、そのときに目にしたグロテスクな腫瘍が、放射線と抗癌剤の効果でかなり小さくなった。
小さくしておいてオペで切除するという作戦だった。
いったん退院したあと、９月２５日に再入院し、９月２９日に直腸癌根治手術（腹腔鏡下手術）を受け、１０月２３日に退院した。
９月２９日を境に、おれの躰から直腸が無くなった。
こういう経緯があるので、毎年の七夕にロマンティックな気分になることはなく、今年もまだ生きてるなという生存確認の日になっている。
そして２０２０年の七夕は、福岡県春日市で迎えている。
九州だけでなく、各地を豪雨が襲っている七夕の日になった。
振りやまない雨はないというが、降りやんだあとの地上を見てくれ、天よ。