体内下宿人との日々 Vol.4
3週間ぶりの入院だ。
福岡徳洲会病院@春日市
病名 「直腸癌術後 転移性肺腫瘍」
入院期間 2020 3/9 - 3/11
3/9の検査結果
◇ 血液
白血球数は正常値
腫瘍マーカーはCEAが少し基準値オーバー
CEA : 10.61 (基準値 0 - 5) 前回 (2/17) : 10.14
CA19-9 : 8.2 (基準値 0 - 37) 前回 (9/10) : 8.1
腫瘍マーカーに大幅な増加はないが、腫瘍に耐性が生じたのか効かなくなってきてるので、もっと強い薬に変えるかもしれない。
次回の日帰り検査日に、結果を見ながら主治医と今後の作戦を練る予定である。
たぶん、ベクティビックス+イリノテカンという組み合わせになると思う。
今、行っている療法は「アバスチン+5-FU」というもので、第1回目の投薬は 2019.05.14 だった。
今回ので14回目になる。
もう1年近く続けているから、腫瘍に耐性が生じても不思議じゃないな。
「ベクティビックス+イリノテカン」の組み合わせは初めてなんだが、ベクティビックス(分子標的薬)は 2016.02.24から「フルオロウラシル(5FU)+レボホリナート+ベクティビックス」という組み合わせで、2016.08.03まで行った。
ベクティビックスの副作用として顔や頭皮に発疹が生じてヒゲが剃れなくなったので、この時期からヒゲをたくわえ始めた。
この療法には発疹だけでなく、手や足が痺れたり、顔の色が黒くなったり、マツゲが伸びたりする副作用があった。
ある時誰かに、サーファーですか?と言われたのを思い出す。
いや、日焼けじゃなく抗がん剤焼けです、と返しはしなかったが。
このときの足底のしびれは4年経った今でも治っていない。
たぶんこれからも。
◇ レントゲンによる腫瘍の大きさは前回よりあまり変化なし
◇ 腫瘍の数は前回と大差なし
本日(2020.3.10)の治療メニュー
点滴
■グラニセトロン+オルガドロン
(吐き気止め)
30分
■アバスチン
(血管新生阻害剤)
30分
■レボホリナート
(5-FUの効果を高める役割)
120分
■5-FU
(抗癌剤)
15分
■生理食塩水
(洗浄)
30分
早朝より採尿・検温・検血圧・検酸素濃度あり
10:00 点滴開始
14:10 点滴終了
トータル4時間10分
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