体内下宿人との日々 Vol.3
約2か月ぶりの入院である。
2か月、投薬しなかったので躰はさすがに楽だったが、下宿人ものびのびしてたようで、少し太っておられた。
またダイエットしてもらおう。
今回、検査のみでなく、いきなり入院投薬だったのは、主治医も(そして、おれ自身も)腫瘍の増大を想定していて、結果的にそうなっていた。
これは、あたり前田の、、、ことなのかもしれない。
なぜなら、自分でそういうイメージを持っていたのだから。
そろそろ下宿人に出て行ってもらおうと思う。
せっかく躰に入れた薬を最大限に活用して、下宿人が去ったあとのイメージを継続して持ってみよう。
風と共に去りぬ下宿人を目の当たりにしたとき、おれは涙を流すだろうか。
福岡徳洲会病院@春日市
病名 「直腸癌術後 転移性肺腫瘍」
入院期間 2020 1/20 - 1/22
1/20の検査結果
◇ 血液
白血球数は正常値
腫瘍マーカーはCEAが少し基準値オーバー
CEA : 9.56 (基準値 0 - 5) 前回 (9/10) : 4.85
CA19-9 : 8.0 (基準値 0 - 37) 前回 (9/10) : 3.8
◇ レントゲンによる腫瘍の大きさは少し肥大
◇ 腫瘍の数は前回と大差無し
本日(2020.1.21)の治療メニュー
点滴
■グラニセトロン+オルガドロン
(吐き気止め)
30分
■アバスチン
(血管新生阻害剤)
30分
■レボホリナート
(5-FUの効果を高める役割)
120分
■5-FU
(抗癌剤)
15分
■生理食塩水
(洗浄)
30分
早朝より採尿・検温・検血圧・検酸素濃度あり
10:00 点滴開始
13:50 点滴終了
トータル3時間50分
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