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やりたい仕事

会社の中で「やりたい仕事」をするには、自分がその仕事に適正があることを証明しなければならないのだと思う。

この適正とは、単にその仕事が得意だとか、早くできるとかではない。その仕事にかかわる他の人たちと上手くやっていけるか、そしてそのポジションに身を置いたときに、会社全体の仕事が上手く回るかといったことも含んでいるのだろう。

「慣れている仕事」と、それとは別に「やりたい仕事」があったとする。「慣れている仕事」をやった方が、即戦力として会社に貢献できるけれど、「やりたい仕事」を諦めるわけにもいかない。「やりたい仕事」をするためには、「慣れている仕事」よりも「やりたい仕事」のほうに適正があることを証明しないといけないのだろう。

「慣れている仕事」の質を落として「やりたい仕事」のほうの適正を相対的に上げる、という方法もあるのかもしれないが、結局、「慣れている仕事」に手を抜かないことが一番の近道なのだと思う。「やりたい仕事」の周辺にあることや、一見関係のないようなことに、しっかりと向き合うことが、自分の持つ能力を全体的に上げることになるのではないだろうか。

今はそう信じて、毎日を過ごしている。

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