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知らず知らずのうちにnoteで得票していた

noteの「スキ」にはどんな意味があるのだろう?私が「スキ」をつけるときの心境を考えてみる。

1.自分の中にはない考えに触れたときの「なるほど!」

2.すごくたくさんのことを調べたり、苦痛を伴いながら書いたことが想像できるときの「すごいなぁ!」

3.気が付いたら夢中で最後まで読んでいた「おもしろい!」

4.一度は考えたことがあるものの、口に出したことのないことを言語化してくれたときの「そうそう、私も!」

いちばん多いのは「1」のパターンだ。と言っても、日々それほどたくさんの記事を読んでいるわけではないので、なんとなくの感覚なのだけれど。

こんな話をしているのは、最近、noteのアクセス状況をチェックしたときに、意外な記事が「スキ」をたくさんいただいていたからである。スキ数ゼロの日も珍しくない私にとって、ビュー数324、スキ数20はかなりの高成績だ。

通常、noteでアカウント登録している方から「スキ」をいただいた場合には、こちらに通知が届くのだけれど、アカウントがない方による「スキ」は通知が来ないので、リアルタイムで知ることが出来ない。だから今回のように管理画面を開けて初めて「スキ数」に気付く、ということがあるのだ。

ちなみにその記事というのがこちらなのだが、自分で言うのも何だけれど、とても他愛のない内容で、いただいた「スキ」の意味を考えると、先程あげた「1」(「なるほど!」)や「2」(「すごいなぁ!」)だとは到底思えない。

内容としては、「寒い日に鼻だけが冷たくなっちゃうのは私だけなの?!」という、たぶん世の中の大半の人にとってはものすごくどうでもいい話である。それでも20人もの方が「スキ」をくれたということは、それだけの人たちが「鼻だけ冷たくなるのは、お前だけじゃないぞ!」と思ってくれたからということなのだろう。つまり、「4」(「そうそう、私も!」)という意味なのだと思う。

つまり、324ビューのうちの20人——この記事を読んでくれた人のうち、約6パーセントが「寒い日に鼻だけ冷たくなる」という困りごとを経験していたということになる。実は、この数は私が予想していたものより、けっこう多い。

記事を書いた当時は、「周りの人がぜんぜん共感してくれない!」と思っていたのに、15人に1人くらいは私と同じ気持ちの人がいたということになる。自分が"希少"なのかと思っていたら、まったくそんなことはなかった。私にとっての「周りの人」は、せいぜい10人くらいだったかもしれない。もっとたくさんの人に確認するべきだった。騒いでいた自分がちょっと恥ずかしい……。

そんなわけで、思っていたよりもたくさんの人が、「寒い日に鼻だけが冷たくなっちゃう」経験をしていたことを今回知りました。記事を読んでくれたみなさん、そして「スキ」してくれたみなさん、有難うございます。私が住んでいる東京は最近少し暖かくなりましたが、まだちょっと寒い日もあります。引き続き油断せず、鼻先を温めて過ごしましょう。

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