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元編集者→デザインコンサル→車関係のサービスデザインやリサーチに従事しています/HCD…

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元編集者→デザインコンサル→車関係のサービスデザインやリサーチに従事しています/HCD-Net認定 人間中心設計スペシャリスト/グラレコほかビジュアルファシリテーションも/キジトラ2匹と睡眠 is 大事。

マガジン

  • モビリティ Design

    • 34本

    昨今のモビリティ業界における仕事についてや、デザインの考え方、個々人の想いや人となりなどについて幅広く発信をします。

  • GraphicRecording

    自身のグラフィックレコーダーとしての活動をまとめています。

最近の記事

オンライン会議で相手の「反応」をどう捉えるか

今回は主として会議のお話なので、趣ある会話の様子をTOPとしてセレクト。 さて、ちょっと前に読んだ『「間合い」とは何か: 二人称的身体論』を元に、ここ最近感じていることを超個人的反省もふまえ、つらつら書いてみようと思う。 オンライン会議続きで鈍感になってるかも?という疑念 リモートワーク中心の働き方になってから、もう3年ぐらい経っただろうか。 思い返してみると、前職では京都と東京にまたがったチームで横断的に仕事をしていたし、出張も多かった。「今日からリモートワークです

    • 「観る」は読むでもあるし、現すことでもある

      1カ月ほど前、メッシュワークさん ( https://meshwork.jp/ ) が開催した「日常と出会いなおすためのレッスン (1)観る」に参加した。 普段、仕事の一環でリサーチ/質的調査なども広く実施するが、対象となる事柄や人々に向き合うに連れ、「見方の枠」のようなものが作られ、自分なりに効率化しようとしている片鱗が見えてきて、シンプルに嫌だなあと思ったのでというのが参加理由。 プログラムでは「参与観察*」を用いた人類学的アプローチを実践した。タイトルでほぼ結論を言

      • 可視化を通じて仕組みを再構築するVisual Discourse Method(仮称)の検討とその過程

        2021年春頃から、これまで行ってきたグラフィックレコーディングなどの可視化手法を用いて、新しいプログラムを開発できないか試行錯誤してきた。何回かプログラムを作って→壊すを繰り返していて、現時点でもやっている本人たちにとってはまだまだとっちらかっているが、備忘録的に残しておこうと思う。 瞬間的なコンテンツとして消費されてしまう難しさグラフィックレコーディングは、それを実施することもそれを周囲に理解してもらいつつ、手法として溶け込ませるのもとても難しいというのは、この数年認識

        • グラフィックファシリテーションが表す「視点」と「場の土台」

          「4月21日晴れ。テレワークをしながらふと窓の外を見ると、隣家のゆらめく洗濯物とどんどん伸びていく樹木の枝の端っこが見えてくる。そんなとき春っぽさから、初夏に移るような、季節の変わり目を感じて、嬉しいなあって思ったんです」 あなたは、とある会議のグラフィックファシリテーションの描き手になった。その場で、こんな誰かの何気ない会話を他の人にも共有し会話を膨らませていくとき、ここからどんな言葉をつまんだり、考えて描くだろうか。 オンラインこその幅を広げることができた約1年この4

        オンライン会議で相手の「反応」をどう捉えるか

        • 「観る」は読むでもあるし、現すことでもある

        • 可視化を通じて仕組みを再構築するVisual Discourse Method(仮称)の検討とその過程

        • グラフィックファシリテーションが表す「視点」と「場の土台」

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        • モビリティ Design
          34本
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        記事

          [転載]ユーザー視点+未来の視点からイノベーションを生むデザイン(後編)

          新しい意味を持ったサービス開発のヒントをお伝えした前編に続き、後編では実践とディスカッションの様子をお伝えします。(2018年9月 IB channelにて公開) 2018年8月に行われたセミナー「強度の高い仮説による『この世にまだない価値』のデザイン」。前編では、現在求められる製品・サービス開発におけるエクスペリエンスデザインや、仮説を検証する視点をお届けしました。後編では、その実践の様子とクロストークの模様をお届けします。 「IDL Future SEEking Pr

          [転載]ユーザー視点+未来の視点からイノベーションを生むデザイン(後編)

          [転載]ユーザー視点+未来の視点からイノベーションを生むデザイン(前編)

          2018年8月に行われたイベントレポートを再録します。約2年前のイベントですが、新しい意味を持ったサービス開発、その視点のヒントとしてお楽しみいただける内容です。ぜひご覧ください。(2018年9月 IB channelにて公開) 顧客の目線に立って、製品・サービスを開発する。多くの企業が実践するこのアプローチでは、もう足りない!? そんな「これからのユーザーに選ばれる製品・サービスづくり」のヒントとなるセミナー「強度の高い仮説による『この世にまだない価値』のデザイン」が20

          [転載]ユーザー視点+未来の視点からイノベーションを生むデザイン(前編)