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「雑音」が教えてくれたこと

わたしの未来には、
どんな心地良い音があるかな?
どんな雑音があるかな?
音から自分を見つめると、ちょっとだけ新鮮だ。

経験が音を変える

「ギャーギャーギャーギャー」
レストランに響く赤ちゃんの泣き声。
わたしは鳴き声の心地良さに、思わず微笑んでしまった。

3人の子供たち小さかったころ、たくさん聞いた赤ちゃんの泣き声。
泣き声を聞いていた当時は、イライラしたり耳をふさぎたいと思った雑音を心地良いと思えたから驚きだ。

一般的に赤ちゃんの泣き声は、お母さんに感情を知らせる音のため、心地よいと思う人は少ない。
わたしも子を持つ前から授乳期にかけては、ネガティブなイメージしかなかった。

身体の変化もあるだろう。
そして人生での経験が、音の感じ方を変えているような気がする。

過去と今

以前の雑音が、心地良い音に変わったことに。
以前の心地良かった音が、雑音に。
日常の音に集中すると、過去と今の違いに気づける。

生活に溶け込んでいる当たり前の音だけに集中してみよう。

学生のはしゃぐ声
主婦の会話
ビジネスマンの会話
子供の笑い声
ペットの鳴き声
電子レンジの音
ゲームの音
工事の音
スマホの音
走っている音

生活に溶け込んでいた音が、少しづつ表れてくる。
聞きなれない音や変化した音、無くなってしまった音も……。

音だけに集中する時間は贅沢だ。
過去の自分と今の自分を教えてくれる。

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