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男の子なんだから泣いちゃだめ

次男が足をイスにぶつけて「いたい、いたいした〜〜」と泣きながら私に駆け寄ってきた。
その姿を見ていた長男が言った言葉がタイトルにあるように

「男の子なんだから泣いちゃだめだよ〜」

だった。
それからこんなやりとりがあった。

私「泣くことに男の子だから、女の子だからとかは関係ないよ」
長「でも、男の子は強いから泣かないんだよ」
私「強かったら泣いちゃだめなの?」
長「そう、我慢するの」
私「女の子は泣いていいの?」
長「うん。強くない子もいるからね」
私「男の子だって強くない子もいるよ」
長「そうかも」
私「お母さんが言いたいのは、男の子だから、女の子だからとかで決めつけてほしくないし、泣いちゃいけない子なんていないんだよ。自分は泣きたいのに、泣いちゃだめ!って言われるの何か変じゃない?なんで、泣いてない人が決めるん?て。私やないやんって。」

上のようなやり取りをしたけど、長男は「そうかも」あたりで、もうこの話題に飽きていて天井見たりしてた。笑
本人が飽きているのにきづきながらも、私は「長男にそんな考えを持ってほしくない!」というエゴから、熱弁してしまった…

「うわー、めんどくさ」って思うようになるきっかけになるよね。もうすでに思ってるかもしれんけど(笑)それも、私が勝手に思っているだけだけど。
それは、一旦置いといて。

もっと話の広げ方というか、伝え方があったと思う。
まず「男の子なんだから泣いちゃだめだよ」の言葉を聞いたときに

私「泣くことに男の子だから、女の子だからとかは関係ないよ」

と返してるんだけど、強ない?(笑)
自分がなんの気なしに発言したことに対して、早めに上の言葉返されたら、ちょっと、いやだいぶ「は?」てなるよね(笑)
だから「へ〜〜何でそう思うの?」「男の子は泣いちゃだめなんだ。どうして?」ともっと軽い感じで返すともっと話が広がったかもしれないし、長男の考えが聞けたかもしれないな、と反省。

私は長男が固定概念に囚われないでほしいと思う自分のエゴを強く押しつけようとしてしまい、結果として私に話すとめんどくさいことになるぞ!という感じで終わってしまった。(笑)

問題を問題としてみない。
子どもの発言を真に受けない。かるーく、話ができるように心がけようと感じた出来事でした。

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