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サンタは親なの?と聞かれて息子に話した『本当の話』


みなさんおはようございます。
昨日は子どもたちが待ちに待ったクリスマス。
我が家の息子はもう4年生。

親なら誰しもが通る?
こどもも誰しもが通ってきた
タイトルの『アノ問題』。


我が家ではこの機会に、
息子に『クリスマスの本当の話』をしました。


なんて返答しようかなぁと迷う親御さんや
クリスマスが大好き!という大人の方へ
我が家のエピソードを紹介します。



「友達から、サンタは親だって聞いたんだけど
そうなん?!」

我が家も「その時」がやって来ました。

さて、話すかな、と思っていたら
息子は続けて、

「今までまじありがとう!知らんかった!」

とお礼を言われて拍子抜け。
どういたしましてと答えるのが正解か?
と、迷った息子小4のクリスマス。


でもこの機会に、
私が子どもの頃に聞いた話を
伝えることにしました。


👩:
これはばぁばから教えてもらったんだけどね
サンタさんがトナカイで空を飛ぶ所は
見たことないから分からないけど、
昔、お金持ちのおじいさんがいて
その人には子供がいなくて、
でもその代わり、
クリスマスに沢山のオモチャを
街中のこどもたちに配ったんだって。


サプライズで朝起きたら届いてる方が
楽しみになるから、
夜に配ることにしたんだって。


でももうそのおじいちゃんは
亡くなってるんだけど、
遺言があってね。

「全ての大人は子供を幸せにするように。
一年に一回、世界中の子どもたちが
幸せを感じられるようにクリスマスは続けること」

って書いてあったんだって。

だから、
子どもたちが悲しくならないように
その人が居なくなった後も、
みんなで受け継いだんだって。

でも1人の人がそんなに沢山の人に
配れるお金はなかったから、
各家庭で、まずは自分達のこどもに、
って話し合ったらしい。

それがサンタ村のはじまりらしいよ。


👦
えーーまじか、俺そこで働きたい!


👩
子どもから大人になる時には
サンタさんから頼まれた遺言を
各家庭で守ってる。

うちはお父さんがサンタさんに頼んで
届けてもらってるよ。

それに、クリスマスには、
サンタさんだけじゃなく
両家のじぃじもばぁば、
おじちゃんもおばちゃん(父母のきょうだい)
お父さん、お母さん、
みんなが君にプレゼントをくれるでしょう?

子どもの時に沢山もらえた人は、
その分、大人になったら沢山の子どもに
プレゼントを配る人になるんだって。


👦
俺プロゲーマーになって
誰でも上手くなれるジム作る。
子供は無料にして教えてあげたい。


👩
なにそれ最高じゃん。やろうやろう。
仲間集めたらすぐにでもできるよ!


👦
もうちょっと俺も練習してまずはお金貯める

👩
お金ないとできないの?

👦
最新型の最高の設備を揃えたい。

・・・・・

いつのまにかこんな風に
語り合えるようになってきたんだなぁ。

息子との対話は、
私にとって、
最高のクリスマスプレゼントでした。


子どもの頃に親が話してくれた話を、
とうとう次の代に伝える時が来たんだなぁと思うと
わたしも親になったんだなぁと
なんだか感慨深かったです。


弟が歳が離れていたので
『本当の話』を明かされるのは
多分他の子より遅かった気がしますが
この話はクリスマスに毎年必ずしてくれました。

12月はチャリティ月間だから、
好きなところに寄付をしなさい、
私はここにしているよ、
なんて話もしてくれました。


今わたしがこの事業(子どもの夢を応援する)を
やっているのも、
何かしらの影響があるのかなぁなんて
ふと気がついたクリスマス。


息子はとにかく大興奮で
まじかー!知らなかったー!ありがとう!
を繰り返していました。


いえいえ、こちらこそありがとう。
素敵な大人になってね。

読んでくれている皆さんも
その時が来たらぜひ
『本当の話』をしてみてください。


わたしは大人になった今も、
この話を本当の話だと思っていますし、
疑って真偽を調べるよりは、
親がわたしにくれたギフトを
私も私の大切な人たちに
贈っていきたいなと思うのです。


皆さんにとって、
素敵なクリスマスとなりますように。



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