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日本の医療従事者が英語で医療を学び直す時に大切なこと

こんにちは。

夢を諦めずに
たった1度の人生を幸せに暮らすために
カナダ人夫とカナダ生活を満喫中

カナダ在住薬剤師の卵、Tomokoです。

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今日は、日本で薬剤師の国家資格を持ちながら、カナダでの薬剤師になることに挑戦している私が、日本語で6年間学び続けた薬学の知識を、英語で学び直す際に大切だと感じていることをシェアしていきます。

1.カナダ薬剤師になるために大切な2つとは?

カナダの英語圏で薬剤師となるために必須となるのは当たり前ですが、
”英語”で薬学知識について理解していること
”英語”でコミュニケーションが取れること
(ケベック州で薬剤師になるためには、英語ではなく”フランス語”が必要です。今回は、”英語”圏での話に限定します)

カナダで薬剤師になるためのステップについては、後日詳しく書きたいと思っています。まずは、今回のテーマである大切な2つについて、さっそく詳しく見ていきます。

2.日本で薬剤師の資格を持っている人が、カナダで薬剤師になれるの?

はい、なれます。
移民国家であるカナダでは、カナダ以外で薬剤師の資格を持っている人が、カナダの大学を卒業していなくても、カナダの薬剤師国家試験を受けることを認めています

海外薬剤師のことはIntenational graduates と呼ばれていますが、カナダでの国家試験を受ける前に必ず受けなければいけない試験が、
1. Document Evaluation(書類審査)
2. Evaluation Exam(評価試験)

の2つです。

これは、どこの州で薬剤師になるにしても、必ずみんなが受けなければ受けない第1ステップです。当たり前ですが、この試験は英語です。

日本人だけではなく、中東の人(何故か、中東の人すごく多い気がします。エジプト、サウジアラビアあたり...)や韓国、ヨーロッパなど、様々です。

彼らの国では、詳しくどこの国というのは分かりませんが、もともと授業を英語で受けているという国もあるそうです。

一方で、日本のほとんど薬学系大学では、授業は全て日本語で行われていると思います。

カナダで薬剤師になるためには、日本語で習った内容を思い出す+これを英語で勉強し直さなくてはいけない。ということが必要ですが、これが一番のハードルだと思います。
私も、これに関してはかなり悩みました(悩んでいます)。現在進行形で勉強しているので、とても大変な思いをしています。

でも、カナダに移住を決め、昔からの夢である薬剤師としていつかカナダで働くという目標を叶えるために、日々勉強を続けています。

3.”英語”で薬学知識について理解していること

ここが一番大切なところで、何から始めればいいのか正直、範囲が広すぎて困ります。日本の国家試験受験の時もそうですが、分野が偏ってはいけないのでまんべんなくやらなければならないけれど、範囲は多岐に渡ります...

私は効率化を図るために、オンライン講座を受講しています。しかし、講座のカリキュラムがしっかりしているにも関わらず、かなり膨大な量なので疲弊します。

何度も何度もビデオを止めて、日本語での意味を確認して...意味の確認に留まらず、暗記と理解が求められるので1分や2分で終わる作業ではありません。1時間のビデオだったら、2〜3時間以上かかっていると思います。

ただ受講すればよいだけではなく、これを最終的に国家試験のような形で試験されるので、本当に大変な作業です。

4.Medical Terminologyを勉強に取り入れることの勧め

単覚えるべき語は、どんどん増えていきます。
このブログで自分の勉強を綴っていこうと思ったきっかけも、この暗記することにあります。ただ暗記をするだけではなく、接頭語や接尾語によって意味があるという事を理解することで、暗記する量が減ると考えたからです。

それをコツコツやって、少しづつ自分の中で消化し、考えていこうと思っていた矢先に、"Medicalterminology"という言葉を知りました。

Medical:医療の
Terminology:用語
⇒Medical terminology:医療用語

という意味ですが、ようはどういうことか、というと、

[Medical terminology is used to precisely describe the human body components, processes, illnesses, medical procedures, and pharmacology. Medical terms are used in the field of medicine, and clinical settings. ;医学用語は、人体の構成要素、プロセス、病気、医療処置、および薬理学を正確に説明するために使用されます。 医学用語は、医学の分野、および臨床現場で使用されます。 ]

これは、医学用語で使われる接頭辞、語根、接尾辞をそれぞれ紐解いていくという分野です。

実際に、Basicな医療用語として海外の医学系の学科でも重要な位置づけをされていますが、私は知りませんでした。これ、とっても分かりやすいので私はこれを何らかの形で勉強で取り入れることを強くおすすめします

私自身がすごく救われたからです。

炎症についての医学用語には-itisが使われます。
Cyst-itis、Urethr-itis、Prostat-itis、Gastr-itis、Nephr-itis
[膀胱、尿道、前立腺、胃、腎臓]
など、-itisがついていれば、何かしらの炎症を臓器が起こしているということが分かります。日本語でも、~炎があれば、炎症だって分かりますよね。
Leuk/o-”White 白”を意味し、白血球に関連した言葉の際に使われます。
Leuko-cyte、Leuk-emia、Leuko-penia, Leuko-cytosis
[白血球、白血病、白血球減少、白血球増加]
Erythr/o-"Red 赤"を意味し、赤血球に関連した言葉に使います。
Erythro-cyte, Erythro-poiesis, Erythro-blast, Erythro-cytosis
[赤血球、赤血球造血、芽球、赤血球増加症]

選択肢の中に、これらがあり、何のことか一瞬分からなくても、Medical terminologyを知っていると、選択肢からはずせることもあります。

最終的には、全ての用語を暗記することが望ましいかもしれませんが、日本語であっても日本語の医学用語を全て丸暗記なんて難しい。日本語で漢字を見て、判断するのと同じ様に、接頭辞、語根、接尾辞を知っていれば、ある程度の感覚が身についてきます。


4.”英語”でコミュニケーションが取れること

これは、近年の薬学教育で特に取り入れられてきていると感じる分野でもありますが、コニュニケーションについてです。

どんな関係でも重要ですが、薬剤師と患者さん、薬剤師と医療従事者、薬剤師が関わる全ての人との中一番と言っても過言ではないのがこのコミュニケーションだと思います。

Document Evaluation(DEと略されます)やEvaluation Exam(EEと略されます)の勉強をする際には、人と関わることがなく、まさに自分との戦いです。どれだけ正しく書類の準備をして、DEをパスできるか。どれだけ復習かつ英語での知識を身に着けてEEをパスできるか。なので、コミュニケーションはそこまで重要ではないです。

ただし、DEやEEの準備をする際に、管轄団体であるPEBCに連絡を取る必要が出てくると思います。その時に、メールでやり取りをしなければいけないので、ある程度のメールでのコミュニケーションスキルはあるに越したことはありません。

しかし、DEとEEをパスした後に待ち受けているのはたぶん”コミュニケーション”の嵐です!!

インターンを行う際に薬局で関わる人、患者さん、授業でお世話になるインストラクターや仲間達...コミュニケーションが上手く行けば、きっとスムーズに進むのではないかと思います。

私はこの”コミュニケーション”を磨くためにNLPを学びました。これは日々の生活にも生きていますが、日本語・英語関係なく、NLPはコミュニケーションスキルでもあるので、これは本当に時間とお金をかけてでも学んで良かったと思っています。


5.最後に

私自身、現在勉強中の身なので、完全にこれが正しい!正解!ということは分かりませんが、私が経験してよかったと思うこと、感じたことをこれからも書き綴っていきたいと思っています。

時間はかかりますが、夢を諦めず、目標に向かって日々やっていく記録として、残していきます。





*この記事は、私が日々勉強する中で得ている知識を元に書いています。事実に基づいた作成を心がけているつもりですが、一部で間違いがあったりする可能性もあります。ご了承下さい。

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