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こんな生き方は最高だろうな。

今日はリフレッシュ読書の日。

#今日の本 「ブロークンブリテンに聞け」を読んでふと思ったこと。

「わがままにもなれず、思いやりもないろころに落ちたら目も当てられない。だから柔らかくてよく伸びる頭が必要。」

「人間には他者をケアしたい本能が備わっていて、人はそれをしながら生きる方向に転換しなければならないという平時には「お花畑」でも緊急時にはすこぶるリアル。」


2019年に書かれたものだけど妙にリアル。内容はイギリスの経済政策について労働者階級の人に辛い政策がでてくるけど反対しないのは、労働階級の習性って話が出てくるのだけど、今、これからの日本じゃんって感じがする。

「労働者階級は友人や家族、コミュニティを気にかけケアする意識が高い。貧乏だから助け合わなければ生きていけないのでそうなるのは自然。人間は誰かの事を考え、知るようになると、同情するようになる。富と権力を持つ人々が下々の事を考えないのは、そうする必要がないのだ。つまり、人の顔色を窺って生きていく必要がない階級はより無神経になる。」

ここでいう労働階級とは、現代ではケアする仕事をしている人。
介護士や看護師、保育士。ここには書かれていなかったが、私じゃん!って。私の仕事、客室乗務員もケアする仕事にはいると思う。

「思いやりの強い労働者たちは、思いやりが強いゆえに経営者脳になりがちで、このお金はどこからくるんだと雇用主の事情を考えてしまうからかもしれない。財源がなくて大変なんだからみんなで残酷な時代を我慢しよう。そうなってしまうのかもしれない。奴隷根性。しかしながら、つい他人を思いやってしまう労働者の習性を否定すれば世の中は地獄絵図になってしまう。」

バラバラであることと一丸の中間を目指してわがままにもなれず思いやりも無いところに落ちてしまったら,目も当てられない。今志向すべきはアクロバティックなバランシング

今って労働者階級の人が数年で富を手にして、一発逆転みたいな人がいて、この人達が一番、全てを経験していて、世の中を変える人達なんじゃないかと思うけれど、実際は全く逆。SNSで見かける世界はそうそうじゃなくて、過去の自分を否定したり、拒絶しているように見える。あえて自分は違う世界に生きていると強調。

でもそんな中でも富を手にしながらも社会に優しい人行動をしている人を見るとめちゃめちゃ貴重な人で、バランス力最強。そうやっていろんな時代にも階級にも対応できるからこそ生き残ってるんだろうなぁ。って思ってる。そんな風に生きれたら最高。マジカッコイイって思うわ。

今日の本

「ブロークンブリテンに聞け」

ブレイディ みかこ

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因みにベッドの上でダラダラ〜爆笑したい人はこっちかな。

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