「籠釣瓶花街酔醒」に魂持ってかれた
猿若祭二月大歌舞伎、昼の部を観劇してきました。
どの演目も良かったけれども「籠釣瓶花街酔醒」がほんとに良かった。凄いもん観せられました。
商売で訪れた江戸の土産話にするつもりで吉原見物にきた下野国の絹商人が、花魁道中に遭遇してトップ花魁にぞっこんになってしまい、通い詰めて金ばんばん落としてお店からも上客扱いで、いよいよ彼女を身請けしようってことになって地元の友人やらも呼んだその席で花魁に振られてしまい、その場はいったん引き揚げたものの、後日「籠釣瓶」の銘のある刀で花魁を斬殺