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町の車屋さん

休業期間が終わるので、車のタイヤをスタッドレスから通常のものに交換しに来ている。やっと、、、。

こういうところに、私の後回しにする性格が出ているなぁ、と思いながら、出された珈琲を飲んでいる。

珈琲の苦味と、砂糖の甘ったるさがなんとも言えない絶妙な安っぽさを出している。

事務所の2階へと続く階段の端に、スニーカーやクロックスが揃えられて並び、生活感が漂う。

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変なフクロウの置物や、たぬきの置物、ガンダムのプラモデルが、「飾られている」とは程遠い様子で佇んでいる。乱雑に並べられているのに、なんだか懐かしいような感じがするのは、昔の自宅を思い出すからだろう。

片付けの下手くそな母親と、片付けを全くしない父親。

そんな元で育ったからか、自分の部屋は反対になかり整理されていて、人が入ろうもんなら汚すな!とばかりにイヤな顔をする。そんな子供だった。まぁ今もほとんど同じだが。違うとすれば顔に出さなくなったくらいだ。

そうこう考えながらnoteを書いているうちに、作業が終了したようだ。

商品がピシッと整理された小綺麗で入りづらい大きなショップより、こんな風に庶民的なご近所付き合いができる場所が私は好きだ。いつでも困ったら相談できるような、そんな場所がもっとあちこちにあると良いのに、と思う。

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