見出し画像

60代からの仕事探し

私は63歳。
夫は66歳。

今年から年金生活をしている。

【年金支給日のワクワク感】

偶数月の15日にATMにシニア世代が長蛇の列をなしているのを見たことがある人は多いだろう。

私は年金支給日のATMに長い列に並んで現金出金するような老人にはなりたくないと思っていた。

しかし、年金生活に入り偶数月の15日のワクワク感は悔しいけど認めざるを得ない。

最近では現金はほとんど使わないので(カード決済かバーコード決済)現金の必要性をあまり感じていないので、幸い年金支給日に現金出金することはない。

【60代からの仕事、夫の場合】

私の夫は今年からゴルフ場のコース管理の仕事を週に3日やっているのだけれど、

それまではビルの建ち並ぶオフィスの中でパソコンに向かって仕事をしていたサラリーマンだった。

私は、仕事を退職しても私の夫の今までの経験を活かしたそれなりの事務的な仕事があるはずと思っていた。

しかし、結局、ゴルフ場のコース管理という過酷な仕事をしているわけで、1日中エアコンの中に居た人が猛暑の日も雨の日も風の日も慣れない環境で慣れない機械操作をしながら仕事をやっている。

これからは経験したことのない寒さを経験することになるだろう。

ヒートティックというものを着用したことがない人で今年は買ったほうがいいよと昨日ユニクロに行ったのに、まだいい。と言って買わなかった。

冬でも半袖シャツしか着ない人。
ズボンの下にスパッツタイツ的なものの存在さえ知らないかもしれない。

【60代からの仕事、私の場合】

私は、もともと20年以上清掃一筋で様々な場所で清掃をやってきたので、60代からも清掃を続けていけばいいだけの話なのだけれど、

マンション日常清掃、病院清掃、神社清掃、高齢者施設清掃、家事代行、

いろいろやってきて、今は官公庁建物清掃と家事代行で一般家庭の清掃をやっているのだけど、

今月からマンション管理人代行業務の研修を受けている。

【マンション管理人代行業務の研修】

研修1日目の座学: 10時〜17時

参加者 : 60代だろうと思われる男性1名、
60代と思われる女性、私を含めて3名

テキストの小冊子4冊、
アンケート他の提出物数枚、

テキスト小冊子4冊を1日間でやるわけで、講師の先生?の言葉を一言も聞き逃すことができないと私は感じて集中力MAXで持参した4色ペンをフルに活用して頑張って講義を受けた。

お昼休みの1時間、福岡の天神の中心地のビルの中の会社でまわりにはコンビニがたくさんあったので、コンビニでおにぎり弁当を買い持ち帰り講義室で食事。

食べ終わった頃に講師の先生?がやってきて(まだお昼休み中)キーケースの開け方をいろいろな種類の物をやっていく。

そして午後からの講義が始まったのだけど、女性1名が挫折したのか帰られていた。

そういえば、午前の講義が終わった後、こんなにいろんなことを覚えられないとか何とか言われていたっけ。

午後からの1時から5時までの講義、途中5分休憩があっただけ。

私のMAXの集中力も限界を感じた。

でも一言も聞き逃したらいけない感じの講義。

途中清掃の仕方の実技もあったので頭が休められて良かった。

研修2日目、実地研修

実際、マンションに行き、管理人さんに指導されながら業務をやる。

当日の朝、大雨と強風、家を出ると氷が降っていた。

傘をさすと強風で飛ばされそうになり、傘をたたみ、前日WORKMANで買ったレインウェアのフードをかぶり、いざ出陣!

マンションに到着すると、優しそうな管理人さんが出迎えてくれて、今日寒いね〜って言いながら、和やかな雰囲気で、無事に業務完了。

座学では不明確だったことが実務によって解決していくのは気持ちよかった。

様々なマンションでの管理人代行業務はいろいろと大変かもしれないけれど、代理人がいることで管理人さんが安心して休日を過ごすことができて、誰かの役に立てればいいなと思っている。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?