60代からの仕事で大切だと思うこと
4月から始めたスーパーの開店前の清掃の仕事も早くも2ヶ月になろうとしている。
朝4時に起きることにも慣れてきて、休みの日も4時5分前に起きるという生活リズムができている。
夜は9時にはベットに入るのも習慣になってきた。
スマートウォッチのおかげで、正確な睡眠時間がわかる。深い睡眠が1時間以上あれば安心する。
車が使えない日は(家に車が1台。夫は早朝からゴルフ場の仕事に車を使う)自転車で行く。
自転車でスーパーまで10分。
少しの上り坂がとてもきつい。下り坂が最高に気持ちいいい。
歩く時には使わない筋肉を使っていることがわかるから、筋肉鍛えていることが嬉しい。
私は他人から見るとシニアのスーパーの早朝清掃の新人さんである他は何もない。
私が過去にどんなに様々なたくさんの清掃の経験があるかとか、誰も知らない。
何も肩書きのない、ただの64才のおばさん。
清掃員だと横柄に扱われることもある。
それも今まで清掃員をしていて経験済みだから平気だけど。
朝6時半から9時半までの3時間の仕事。
朝6時15分に着いて、準備をして30分から精一杯清掃をやる。
頑張ってやっても、適当にやっても、時給が上がることもない。
誰からも褒められることもない。
それならば馬鹿正直にめちゃくちゃ頑張らなくても適当にやってラクしてやる方が利口なやり方かもしれないけれど、
私は清掃して入った場所がそれまでよりも美しくなっていかないと楽しくない。
この清掃の仕事をしていて私の癖で汚い所を見つけるのが得意で、少しの事でキレイになる可能性を感じたら、徹底的にやりたくなる。
もちろん時間が足りないから、毎回ちょっとずつちょっとずつ普段のやり方でない面倒くさいやり方で狭いスペースからやっていく。
それを続けていくと、半年もすれば広いスペースがキレイになっていく。
清掃の仕事はキレイになっていくのを自分で満足するまでやらないと楽しくない。
楽しくない仕事はやりたくない。
新しい仕事をやる時は、何歳でも新人さん。
過去の肩書きもなく、ただのシニアのおばさんはうっかりすると老いぼれて見えて、見下されがちだから、身なりや髪型や化粧は早朝でもきちんと整えて、足や腰が痛い日でもテキパキと動く。
家に帰ると信じられないくらい疲れている。
3時間くらいダラダラ過ごして、午後からは家の掃除やガーデニングや料理なんかをやる。
4月からパソコンもギターも触っていない。
大好きだったのに。
2月と3月にギター弾いてパソコンで音楽作っていて、家の中でじっと座っているのがもう今の私には無理に感じて、精神的にヤバい感じになってきて、外の空気を吸わないと駄目で、畑や庭で植物に触れてないと駄目。
この早朝の仕事にもっと慣れたらギターも弾きたいし音楽も作りたい。
市民農園では今年もトウモロコシとトマトとキュウリとナスとジャガイモとニンジンとカボチャが、我が家の庭にはゴーヤとスイカが育っている。
夏野菜はパワーがあるから成長が楽しみ。食べるのも楽しみ。
とりとめもなく書いてしまいました。
これから暑い夏が来てそして寒い冬が来て、それまで早朝清掃の仕事を続けていけるのか正直自信ないけれど、1日1日精一杯毎日を過ごしていきたいと思っている。
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