帰宅時と起床時の「きれい」でやる気のエンジンをかける
あなたは、どんなときに家事をする気になりますか?
あるアンケートでは「部屋がきれいになったとき」という答えが最多数だったそうです。
反対に「部屋が散らかっているとやる気が出ない」と答える人も多かったとか。
たしかに、台所のシンクが洗い物でいっぱいだったら、気分がどんよりしてしまいますね。
リビングでくつろぎたいと思っても、ソファやテーブルの上に物が散らかっていたら、リラックスできません。
逆に、たとえ部屋の隅にホコリがたまっていたとしても、
「見た目」が片づいていれば、ストレスを感じなくてすみます。
視覚が人に与える印象は、思った以上に大きいのです。
できるなら、一日中きれいな状態を保つのがもちろん理想です。
でも、現実はなかなかそうはいきませんね。
だから、せめて「外出前」と「就寝前」だけは、自分の決めたきれいな状態に戻す。
これが、ストレスを軽くするために私がやっていることです。
一日の始まりや帰宅後など「さあ、これから家で過ごすぞ」というときに
部屋が片づいていると本当に気持ちがよく、やる気のエンジンがかかるのを実感します。
きれいな状態とは「物をどかさず掃除機をかけられるリビング」と、
「すぐに料理ができる台所」。
家全体に目配りできればいいけど、そこまでこなそうとすると、
私にはキャパオーバーになってしまいます。
だから、リビングと台所だけ。
この2か所がきれいだと、とりあえず気分がいいからです。
といっても夜中まで仕事し、力尽きてバタンと寝てしまうこともたまにはあるので、そんなときは例外。
自分を追い込まないよう工夫しています。
あなたの「きれい」の基準は、どのラインでしょう?
どんな状態をめざすかは、自分の心地よさで決めてくださいね。
わざわざたたんだり正しい場所にしまったり、なんて面倒なことをしなくて大丈夫です。
家族が脱ぎ散らかした衣類を1か所にまとめる。
雑誌や新聞、リモコンなどを定位置近くに戻す。
テーブルの上などに散乱しているものを片づけ、家族のものはそれぞれに渡す。
それだけでも、十分ストレスフリーの部屋に近づきますよ。
~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~
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