【毒親の老化】勝手に優しいおじい、おばあになるなよ

昨日、子供を連れて実母と実父に会ってきた。

何回か書いてるけど実母は宗教に傾倒した人間で、父親はセクハラじじいだった。

大嫌いだった。
こんな奴らの世話になるもんか、と距離を保って生きることで、自分を保ってきた。

ほんとうは仲良くしたくて、愛されたくて。
でも得られないから…蓋をして、諦めた。　

老いた父母は、ここ数年、急にわたしたちに会いたがるようになった。

都合よすぎるだろ。
私がつらくてつらくて死にそうなとき突き放しといて、それはないよ。

なのにさ、生物学的親はほんとずるいよ。
嫌いになれない。嬉しい。
しかし会うと傷つけられる。
なんだこれは。

私だけ我慢すればいいみたいじゃないか。

母親はまだ宗教を信じている。
もう目が覚めることはないんだろう。

父親の性欲はだいぶなくなったんだろうか。
知らない。

もう忘れちゃったんだろうか。
加害者はいつでも問題を矮小化して忘れる。
いちど簡単に謝ったら終わりだと思う。
こちらはトラウマが植え付けられているから、何度でも痛みがぶり返すというのに。
悔しい。

悔しい、悔しい、悔しい。

私が繊細すぎるみたいじゃないか。

もっと謝り続けてよ。
私が満足するまで。

そんな事を言ったら私が悪くなるんだろうか。

それで元夫は付き合いきれないと去っていった。
謝り続けて、気を使い続けるのが嫌になったと。

私がカウンセリングとか受けて、傷を癒やすことが必要なのか？

いや、やっぱり…
傷つけてきた人と傷つけられた人では、その事実はなかったことにならない。

その事実を踏まえて、今後も付き合っていくしかない。
距離を置いてね。

私はうずく傷跡と、この先も付き合っていかないといけないのだから。

今は許したくないんだ。

いつか許せるようになるのかもしれない。