チームメンバーを動かしたければ メンバーを理解しよう
リーマンとくさんです。
最近つくづく感じている、「言葉」について。
言葉って、周りの人達への伝えるツールとして使っていますよね。
社会人になってもう長いのですが、
「言葉」というのは、自身の影響力をすごく持っているなぁ、
と、つくづく感じています。
それは、文字に限らず、発声する言葉でもそう。
他人に影響力を及ぼしたり、自分自身の気持ちを左右したり。
それだけ未来の自分を変化させる力を持っているものなのではないか、
とつくづく感じます。
これはものすごいことではないでしょうか?
でも、過去の自分は、発する言葉について、蔑ろにしてきた気がするのも事実。
適当にしゃべって終わり、だと、なんか薄っぺらい人生になりそうで怖くもなります。
そして、年齢を重ねるほど、しゃべる言葉に気を付けていく必要があります。
それぐらい言葉は、その人の内面を表現する、また、している大切なツールだと実感しています。
でも今でこそ、そう思っているのですが、過去にはそんなことはあまり感じていませんでした。
過去、僕はある改善活動を任されていました。
その時に、一番感じていたのは、「なかなか言語化出来なかった自分」がいたこと。
それまでは、言葉で伝えたり文章を書くことが少ない部署で仕事をしていましたから、あまり「言葉」について考えたことがなかったんです。
それで、改善活動を任された時、チームを引っ張っていくためには、目的・目標などを、メンバーに伝えなければいけない。
その時は、そんな力がまるでなかったんです。
しかもそのチームメンバーは保守的で、なかなか新しいことを取り入れることに抵抗を感じる人達ばかり。
当時の自分は、「こんなに人って、伝わらないんだ」と、実感した時でした。
保守的だからよけいにそのように感じていました。
でも、与えられた仕事で引くわけにはいかないので、
どうすれば、メンバーに理解をしてもらえるんだろう
どんな言葉を使えば、メンバーが動いてくれるのだろう
そう考えて、動かざるを得ない状況です。
で、もう考え方を変えるしかないと思ったんです。
過去の僕は、メンバーを動かすために、相手のことよりとにかく自分がメンバーを動かそう、ということばかりに囚われて、なかなか相手の事を理解しよう、とは考えていませんでした。下のイメージ。
こんな感じ。
でも、メンバーを動かそうとするならば、メンバーに理解をしてもらわないと、能動的に動いてくれないですよね。
そのイメージは、こんな感じ。
でもこれ、
出来そうで、なかなか出来ないんですよ。難しいんです。
なぜなら、自分の意見を通したいとの思いばかりが最初にたってしまって、だんだん相手の意見を取り入れるのが疎かになってしまうからです。
ここを克服するには、ある程度の慣れが必要ですが、十分可能です。
僕も克服しましたから。
チームメンバーを動かす具体的な手法
僕が今、実際にやっている改善案件から、具体的な方法を紹介します!
実際に実施していることですので、わかりやすいかなと思います。
保守的なチームメンバーに対して新しい事業や変更を提案する際には、以下の手法が有効です:
理解と共感を示す
まずは、メンバーの保守的な考え方を受け入れ、その立場を尊重することから始めます。メンバーはこれから変わることへの不安を認識し、不安に共感を示すことで、信頼関係を築くことができます。
ビジョンの共有
新規事業の目標やビジョンを明確に伝えましょう。それがチーム全体の利益になることを強調します。
具体的な利点や改善点を示すことで、メンバーが変更の必要性を理解する手助けとなります。
徐々に導入
大きな変更を最初から一度に行うのは、メンバーにストレスをかけてしまいます。
小さなステップで徐々に導入することを提案します。
これにより、メンバーは新しいシステムに慣れる時間を得ることができます。
フィードバックの募集
次に、メンバーからのフィードバックを積極的に募ります。
そしてそれを改善に活用します。
これにより、メンバーがプロジェクトに関与し、貢献していると感じることができます。
この「貢献している」という気持ちを持ってもらうことが重要で、それによりメンバーの承認欲求を満たすことにもなります
成功事例の提示
他のチームや企業が、同様の変更を行い成功した事例を提示します。
別チームでやってきた改善事例から、メンバーはこれまでの仕組から変更が可能で、成功する可能性があることを理解してもらいます。
一番いいのが近い職場のチームでの改善や変更事例ですね。
そのような事例は必ずあるはずなので、探してみてください。
これらの手法を用いることで、保守的なメンバーでも新しい事業や変更に対して開放的になり、積極的に参加することが期待できます。
また、これらの手法は、メンバーが自身の課題を見つけ、それを共有する機会を提供します。これにより、チーム全体で問題を解決し、改善を進めることができます。
いかがでしょうか。
これらは僕がチームメンバーに実際に声掛けをし、改善を実行してきた内容になります。
あくまで僕個人の実施内容とはなりますが、どのような方にも通用する手法だと思います。
僕のうまくいった事例なので、ぜひ取り入れてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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