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キャリアトレースとは何かについて

#キャリアトレース というトレーニングを開発しました!

改めてキャリアトレースとは何なのかをご説明すると下記の定義をしています。

キャリアトレースとは?
マーケティングトレースの型(フレームワーク分析)を応用して、自分のキャリアをマーケティング思考をもって考える手法です。ロールモデルとなる人を決めて、その人のキャリアを俯瞰的に分析します。
キャリアトレース7つの流れ
1. PEST ※「マーケターを取り巻く環境の変化」と表記
2. 人材市場におけるニーズの変化 ※「マーケターに求められることの変化」と表記
3. キャリアにおける重要人物
4. ポジショニング
5. マーケティングミックス(4P)
6. キャリアトレース要約
7. 自分自身のキャリアに活かす視点

Forbes Japan careerの記事で、日本初のCDO、尊敬するマーケターの長瀬さんをキャリアトレースさせて頂いています。

こちらの記事を読んで頂くと全体像が掴めると思います。

今まで、マーケティング思考を世の中に根付かせたいと思い、マーケティングトレースの型をつくり、コミュニティをつくってきました。

今回改めてキャリアトレースという言葉と型をつくったのは、よりマーケティングを自分ゴトとして捉える人を増やしたかったからです。

キャリアは職種に関係なく、全ての人が関わることなので。

キャリア視点からアプローチすれば、全ての人がマーケティング思考をもつ世の中に一歩近づけるかなと思っています。

憧れの人を憧れで終わらせないこと

少しだけキャリアトレースをやる意味について。

キャリアトレースは新社会人や学生の方々にこそ、ぜひ活用して頂きたいと考えています。

なぜか?

キャリアの中で、憧れとなる人は99%くらいの確率で出てくると思います。憧れとなる人を見つけることは素晴らしいことです。

ただ、この人が目標です!と言っている割には、その人のことを徹底的に分析して、自分に活かしている人は少ない印象も受けています。

その人の行動や言葉を自分ゴトとして捉えられなかったら、その人はいつになっても憧れの人です。一生追いつけません。

ぜひ、キャリアトレースでその人の言葉や行動の裏側にあるものを汲み取り、自分だったら?という問いをもって実行に変えていってみてもらいたいです。

せっかく目標とする人がいるのに、その人が憧れで終わってしまったらもったいないです。

なので、目標とする人がいたら、その人のキャリアを自分なりに言語化・構造化してみることがオススメです。

そして大切なのは、自分がその人になることではなくて、その人から可能な限りのことを盗み、自分のオリジナリティを強化することだと考えています。

なので、1人の憧れの人をトレースするだけではなく、複数の人(できれば業界も時代も違う人)をトレースして、その中の良いとこどりをするだけでも、自分のオリジナリティは強化することができるはずです。

遠いところから真似てキャリアの幅を広げること

先日にイベントを行った #アーティストトレース では誰もが知る天才アーティストのピカソをトレースしました。歴史に名をのこしたアーティストが、どんな思考と戦略をもっていたかを理解することは、自分の思考の幅を広げてくれ有益な時間でした。

・マーケターがアーティストから学ぶ
・マーケターが職人から学ぶ
etc

キャリアのヒントは、実は同じ職場や同じ業界ではなく、違う業界や違う時代の人にある可能性が高いなと感じています。

ぜひキャリアトレースをする際は、「遠いところから真似る」を意識してみてください。

これはマーケティングトレースでも同じです。学びは同業界や競合よりも、遠いところにあります。


まとめ

目標の人を憧れで終わらせない
言語化・構造化して再現可能性を高める
遠いところから真似てキャリアの可能性を広げる

キャリアトレースは、これから連載形式で取り組んでいく予定です。
ぜひ、皆さんにキャリアにプラスになるコンテンツをつくっていけるよう頑張ります!

それではまた!最後まで読んで頂きありがとうございました!

参考情報

こちらはマーケティングトレースについて。

派生してつくった #ブランディングトレース について。

ぜひ日常のトレーニングとしてご活用ください!