過激派TRAによる「ラディカル・フェミニズム」の定義改竄――これは“思想”以前の問題である
一昨日の私の記事は、経産省トイレ訴訟の原告でもあるトランス女性(肉体男性)に批判されたこともあり、Twitterでは賛否両論、様々な意見を下さりました。
幸いにも好意的な反応をしてくださった方は、私の記事をよく読んでくれていて、中には私のような駄文を購入してくださった方もおり、大変ありがたいです。
一方、私の記事に否定的なコメントをしている方の中には、記事の無料部分はおろか、タイトルすら読んでいない方もいたように見受けられます。読まずに非難するのは単なる誹謗中傷ですが、それ以上に問題だと思ったのは、彼らが「ラディカル・フェミニズムの定義改竄」を行っているという厳然たる事実です。
「RF」では無いけど「TERF」ってどういうこと?
私の記事にも書きましたが、「TERF」と言うのは「トランス排除ラディカル・フェミニスト」のことです。因みに、発音は「ターフ」と言います。
「トランス排除」は単なるレッテル貼りであって、これを自分から名乗る人は殆どいませんが、「ラディカル・フェミニスト」は自分から名乗る人がいます。従って、そもそもラディカル・フェミニストでは無い(自称もしていない)人に「TERF」のレッテルを貼るのは異常なことです。
記事にも書きましたが、そもそもラディカル・フェミニズムは女性主体の運動ですので、私は男性である時点でラディカル・フェミニストではありません。もっとも、ラディカル・フェミニストにも色々な流れがあるのでもしかしたら男性参加型の運動形態もあるかも知れませんが、保守政党である国民民主党の党員だった(今は解党中なので無所属)私は、そもそも思想的に彼らと違う面も多いでしょうから、自称をしたこともありません。
が、なんと、そんな私にTERFのレッテルを貼る人が出てきました!
え?せんごひゃくえん・・・??私、いつの間にそんなぼったくりになったんや??
そうですか、私の文章の価値はともかく、保守派の男性に対して「TERF」のレッテルを貼るのはどう考えてもおかしくないですかね?
もしかして「保守派の男性」と明記してあった私の記事を読まずに非難しているのでしょうか?私もインドでは女性と間違えられたことがあったのですが、この方も私を女性と勘違いしたのかも、知れませんね。
しかし、私のツッコミに本人は返答せず、代わりにAceコミュニティさっぽろの灰色の熊さんが返答してくれました。(灰色の熊さんは思想はともかく、本当は悪い人ではないと思います。他の過激派TRAの人とは違い、真面目に返答してくれる人ですから。)
他人にレッテルを貼るだけ貼って、いざツッコまれると黙り込んだ過激派TRAの人に、わざわざ助け舟を出す灰色の熊さんは優しいですね。だけど、その助け舟自体がツッコミどころ満載ですが。
だって、これ、要するに「feministと呼ばれるに値し」ない人に「ラディカル・フェミニスト」のレッテルを貼って攻撃している訳でしょ?
これ、誰かに似ていますね。問題のある日本人政治家を「在日認定」して朝鮮人差別を煽るネトウヨさんに。
ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。 拙い記事ではありますが、宜しければサポートをよろしくお願いします。 いただいたサポートは「日本SRGM連盟」「日本アニマルライツ連盟」の運営や「生命尊重の社会実現」のための活動費とさせていただきます。