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政府の圧力で削除?虚構新聞「『粛々と』ツイッター乗っ取り 政治家狙う?」記事が閲覧不能状態に

 平成27年(西暦2015年、皇暦2675年)4月7日付で掲載された『虚構新聞』の記事「「粛々と」ツイッター乗っ取り 政治家狙う?」が閲覧できない状態になっている。

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 この記事は、辺野古基地建設や原発再稼働における安倍政権の「粛々と」した対応を風刺する記事。

 虚構新聞社から削除に関する報告等はなく、政府の圧力で消されたことを強くうかがわせている。

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(削除される前の記事の魚拓)

 参考のために、以下当該記事を全文引用する。

Kyoko Shimbun 2015.04.07 News
「粛々と」ツイッター乗っ取り 政治家狙う?これは嘘ニュースです
 ツイッターのユーザーアカウントを乗っ取り、勝手に「粛々と」がつぶやきに挿入・投稿されてしまうトラブルが広まっている。今のところ拡散意図は不明だが、パスワード管理など更なる注意が必要だ。
 「粛々が勝手につぶやかれる」という報告は今月10日ごろからネット上で相次いでいた。ツイッターが乗っ取られると「粛々とこころがぴょんぴょんする」など、投稿文に「粛々と」が自動加筆されるというもので、書き込み自体に害はないがスパムツイートの拡散元として悪用されるおそれがある。中には「粛々とレイバンのサングラス」という多重乗っ取りを受けている事例もあり、早急なパスワードが変更が求められる。
 拡散意図は今のところ不明だが、今月5日に菅義偉官房長官と沖縄県の翁長雄志知事が会談した際、菅官房長官の「粛々と」発言に批判が寄せられたことから、政治家のツイートを乗っ取ることで「失言」として活動に悪影響を及ぼそうとしてのではないかとみる向きもある(【語句解説】参照)。
 今月11日には岡田克也民主党代表のツイッターがオークリーサングラスの広告塔と化すトラブルもあったことから、自民党は15日、所属議員に向けて乗っ取り状況の確認とアカウント管理を徹底するよう通達した。
 調査の結果、5日の会談以降「粛々と」と書き込んだ議員はおらず、乗っ取りは確認されなかったが、6日に辺野古への基地移設を「粛々と進める」と答弁した安倍晋三首相と、14日に高浜原発再稼働を「粛々と進める」と述べた菅官房長官については人格が乗っ取り被害に遭った可能性もある。【語句解説】:粛々と
 ものごとを慎ましやかに行う様子。政治家の答弁においてはものごとを慎ましやかに行わないときに用いる。

 『虚構新聞』にまで政府の情報統制が及んでいることについて、改めて注意喚起をしたい。

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