素晴らしい!習近平国家主席「国賓待遇」を批判した玉木雄一郎・国民民主党代表

 最近、野党を「左派」「売国奴」と印象付けようという偏向報道が目立ちます。

 マスコミの報道を見ても
「野党は左翼だからケシカラン」
「野党は左翼だから素晴らしい」
の、どちらかの報道しか、ありません。

 しかし、国民民主党を始めとする愛国・保守の野党も存在します。今日はそんな国民民主党の玉木代表の「代表質問」の良い面を讃嘆しようと思います。

鋭い「中国批判」に自民党もヒヤヒヤ

 マスコミはあまり報道しませんが、安倍政権は習近平国家主席を「国賓」で招聘するなどしており、愛国者の批判が高まっています。そして、そんな愛国者の意見を代弁したのが、国民民主党です。

 こういう国民民主党の愛国的な活躍をこそ大きく報道してほしいのですが、生憎、マスコミは小さくしか報道しません。『朝日新聞』と『産経新聞』から断片を抜き出します。

 まずは『朝日新聞』の報道から。

習氏「国賓」の意味、首相が説明
 安倍晋三首相は、中国の習近平(シーチンピン)国家主席が今春に「国賓」待遇で訪日する予定になっていることについて「日本と中国は地域や世界の平和と繁栄にともに大きな責任を有している。習主席の国賓訪問もその責任をしっかり果たすとの意思を内外に明確に示す機会としたい」と述べた。
 国民民主党の玉木雄一郎代表が国賓待遇について「日本の主権に対する挑戦を含め、中国の覇権主義、国際法や民主主義の基本的価値やルールに反する行動を容認するという誤ったメッセージを送ることにならないか」と質問したのに対し、答えた。

 まさに、玉木代表の言っていることは正論。このことは『産経新聞』でも報道されています。

 対照的だったのは玉木氏だ。枝野氏は35分の持ち時間の約3分の1をIR汚職など疑惑追及に充てたが、玉木氏は冒頭の1分弱にとどめ、残りを少子化や外交などの質問に費やした。春に来日予定の中国の習近平国家主席の国賓待遇について「民主主義の基本的価値に反する行動を容認するという間違ったメッセージを送ることになる」と指摘すると、与党議員も真剣な表情で聞き入っていた
 玉木氏は質問項目について本会議前に「枝野氏とバッチリ打ち合わせした」と説明していた。しかし、枝野氏は本会議後、「1項目、1項目をすり合わせたわけではない」と暴露し、綿密な調整を否定した。
 両党の合流交渉が暗礁に乗り上げた背景には、党名や綱領などをめぐる見解の相違もあった。また、記者会見場に国旗が置いてある国民に対し、立民は掲揚しておらず、国家観も異なる両党の合流は実現したとしても分裂含みとの見方は強まりつつある。

 記者会見場に国旗も掲げて「愛国野党」の立場を鮮明にしている、国民民主党。自民党議員も国民民主党の愛国の言葉にはぐうの音も出なかったようです。

 マスコミは「野党の足並みが乱れている」と批判的に報道しますが、その前に国民民主党の愛国心を讃嘆しなければなりません。

一部の発言を切り取る偏向報道を止めよ!

 今回、『朝日新聞』が玉木雄一郎議員の「夫婦別姓」賛成の意見だけを切り取るという偏向報道を行い、「野党=左翼」という印象操作を行いました。

 『朝日新聞』の目的は国民民主党と立憲民主党の早期合流です。そのためにも「夫婦別姓」で共闘してほしいのでしょう。

 ちなみに、夫婦別姓に賛成の政治家は自民党や維新の会にもいますが、こちらが大きく取り上げられることはありません。

 国民民主党には夫婦別姓反対の議員も多くいます。玉木雄一郎代表は元々愛国心のある方ですが、「家庭」の問題についてはどうなのか、立憲民主党との共闘が破綻した今、「国家観」の次は「家庭観」をしっかりと持たれるかが、鍵となります。

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