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「欲求」の高性能なブレーキ(通年マイズナークラス⑧)

通年マイズナークラス、基礎クラス最終回。

無理をしない、あるがままにいる、ということは少しずつできるようになってきた。自分の中に起こっていることについても、気づける量が増えたと思う。なかなか言語化は出来なかったけど、多分外にはある程度素直に出ていたんじゃないかという気がする。

相手に対する集中が切れたときに、そのことを自覚できるようになってきたのと、相手に戻る感覚が少しずつ身に着いて、意図的に戻すことが出来るようになってきた気がする。リピの間は目に見える相手の「もの」だったり「動作」を使って戻してきたけど、シーン始まったら空間とか他のものも使えるようになっていきたいな。

とはいえ、成長したなと思うことはこれくらい。

「どうしたい?」「何を手に入れたい?」「そのままでいい?」先生からこんなディレクションが入ったとき、思考に入ってぐっと固まる瞬間が多い。そのときの自分の気持ちは自覚している、つもり。でも、どうしたいかと言われると分からなくて。自分の奥底にもっと原始的な欲求がある気もするんだけど、それを見ないようにしているのか、無意識の検閲が入っているのか、それともそんな欲求なんてそもそもないのか。

自分の過去を振り返ってみると、「物」に対してはまだしも、「人」に対しての欲求はずっと押さえつけて生きてきた。それこそ欲求が隠し切れなくて周囲に気づかれるほど溢れてバレバレになってしまっていたとしても、自分としてそれを言葉にしたり行動にしたり、ということにはどこまでも臆病で。

リピテーションの中で起こる欲求の大半は、「相手に対する要求」だ。
多分欲求はあるんだろうけど、それを表現する術がが分からなくなるほどに押さえつけてきたんだろうな。拒絶が怖いからという理由で。

あとは、感情の流れにくさは相変わらずで。たまーに調子がいいときもあるんだけど、それを自分でコントロールして作ることができない。体ほぐしてみたり、マインドフルネスっぽいことしてみたりするんだけど、結局ダメで。自分でコンディションをある程度作れるようになりたいなあ。

強い感情が起こったときに、相手が見えなくなる、というのも相変わらずだ。素直に相手にぶつければいいのに、どうしても自分の中にこもりがちになっちゃう。特に悲しみとか怒りとか、ネガティブな感情は。だから相手が見えなくなって、受け取れなくなっちゃう。

こうやってみると、本当にまだまだだなあ。
4月からはキャラクタークラスになっちゃうけど、リピテーションもまだまだ積み重ねていたい。



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