薬剤部長さんが薬局にいらっしゃった話
入院時の病院薬剤部への薬剤情報提供サマリーの送付は、次薬薬連携を進めるきっかけになる!というお話です。
薬薬連携というアイデア自体は、それこそ大学の教科書に載っていたくらい、当たり前です。
しかしながら、現場ではほとんど実現されていません。
その原因は、アイデアを行動に移すきっかけがなかったのがひとつの大きな要因だと思います。
薬剤情報提供サマリーは、病院と薬局の薬剤師が同じ患者さんをみるという状況をつくり、そこでそれぞれの抱えている課題をテーブルに並べて、対話をする。そうすることで、患者さんをよくすると同時に、よりよい連携の形を構築するきっかけになるんだと考えています。
こんなことを考えながら業務に取り組んでいく中で、一昨日嬉しいことがありました。
先日、初めてサマリーをお送りした病院薬剤部さんがあり、タイミングを見つけてご挨拶に行かなきゃなと思っていました。
そんな中、一昨日、私たちの薬局にその病院の薬剤部長さんがいらして下さいました。
対応していた薬局長に呼ばれて、僕もご挨拶させていただいたのですが、その時に部長さんから「この間サマリーいただいた橋本先生ですね!ありがとうございます。また退院時にはお返事書かせていただきますね。」と仰って下さいました。
4年前に恐々始めた入院時の情報提供ですが、少しずつ実を結び出しています。
2/13(日)、2/20(日)、日本在宅薬学会でセミナーを開催します。
理屈は理解した、あとは一歩目を踏み出すだけの先生方、いっしょに書きませんか?
いつも読んでくださりありがとうごさいます。みなさんが読んでくださることが活力になっています。