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あなたは何回目の人間?

切り抜き動画アプリを何気なく観ていたらおもしろい動画があった。

かなり昔のものだと思うが、島田紳助さんと松本人志さんが2人でトークしている番組だ。

「人は死んだら生まれ変わる?」という話をしていた。

人間は良いことをして徳を積むとまた人間になれる可能性がある。
悪いことばかりしていると人間にはなれない。

ここまではなんとなく聞いたことがあると思うが、ここからがなるほどと思う内容だった。


電車の中で大声で電話しているような人、ポイ捨てする人など人に迷惑をかけるような人に対して怒ってはいけないと紳助さんは言う。

「なぜならその人は1回目なんだから。人間が。」

初めて人間として生きているのだから迷惑をかけるのは仕方ないことなんだ。
そのように考えると怒りはなくなると言っていた。

賢い人、礼儀正しい人、人間としてできている人は何十回も人間をやってきた人なんだ。
お坊さんや総理大臣になるような人は絶対50回以上人間をやってきたんだよ。

学校の成績が良い人悪い人の差も、人間をやってきた回数の差なんだとも言っていた。

とてもおもしろい考え方だ。


しかし、実際に前世の記憶が残っている人間がいるそうだ。

ある番組がチベットで10歳の少女に出会った。
その子が3歳の時に不思議なことを言い出したという。

家族が少女を連れてある町に出かけたときに、その3歳の少女が急に泣き出し、前世の家族の名前や家の場所を話した。
そして実際にその場所に行ってみると、ほんとにその家族がいたそうだ。

少女の思い出がその家族の話とも一致しているという。
実はその子は前世で10歳で亡くなり、その記憶を持ったまま別の場所に生まれてきた。

その子は小学校に通っているが、他の子とは様子が違い落ち着いているそうだ。
そりゃそうだ、前世の記憶がある2回目の小学生なんだから。

わかりやすく言えば灰原哀ちゃんみたいな感じか。

信じるか信じないかはあなた次第です。


前世の記憶が残っている状態は良いように見えて実は良くない。
人生に発見がないから、人生がつまらなくなってしまう。

全国の小学生全員ががコナン君や灰原哀ちゃんのような子だったらどうなるのだろうか。
それはそれでとんでもない世の中になりそうだ。


さあ、私は何回目の人間かわからないが、また人間に生まれるために徳を積んでいくとしよう。








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