「老境まんが」

日本の漫画はレベルが高いと思う。70〜80年代の、“ガロ系”の漫画なんて、優に文学を超えるものがいっぱいある。

掲載された漫画著者は、ほとんど知らないけど、「老境」を感じさせる素晴らしい作品ばかりだった。

ここにも、それぞれ老いていく中に“無常感”が表れている。人は必然として老いて朽ちていく。老境も単なる日常の一コマ。全てその繰り返しだ。

人生の重荷を降ろした老人の笑顔と、人生の重荷をまだ知らない赤子の笑顔と、何とよく似たものか…。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。