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「フレンチ・コネクション」

アカデミー賞で各部門賞を受賞した「フレンチ・コネクション(The French Connection)」(71年、アメリカ)を観た。

「エクソシスト」や「恐怖の報酬」など、話題となる作品で有名なウィリアム・フリードキン監督だ。まあ、名作には違いないと思うけど、そんなに面白くはなかったなぁ。どうしてアカデミー賞を取ったのだろう?

NY市警の薬物対策課の刑事が、執拗にマフィアを追う中で、ヘロインを密輸するルートを暴き出して、いっせいに壊滅するという実在の事件を元にした映画。

主役の“ポパイ”とあだ名されるベテラン刑事が捜査のためなら多少の暴力も辞さないという、こういった刑事モノには有りがちで定番のスタイル。型破りの個性は気持ちいいけど、動物的な直感で犯人の行動を予測するなんて冤罪を生み出しかねないよ、なんてクソ真面目に言ってみる(笑)。

女の子を部屋に連れ込んで寝てるなんざ、70年代の古き良き時代の人間味溢れるデカって感じかねー。

映画のヤマは、地下鉄を乗っ取り止まらずに逃亡する銃撃犯人を、ポパイ刑事が直下の道路を使ってクルマでしつこく追跡するカーチェイスのシーンだね。今観るとちょっと古いけど。

クルマを工場で解体して隠されたヘロインを押収するなんて、こんなところにヘロインを隠す方が大変だったろうな。

70年代のNYの裏道のヤバい雰囲気は好きだ。当時、NYギャングをレポートしてたミッキー安川氏を思い出す。

うーん。大した感想はない(笑)。

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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。