【映画】「サランドラ」

1時間30分を返せ〜と嘆きたくなる1977年公開の米・Z級ホラー?「サランドラ(The Hills Have Eyes)」。前にも観たような。

監督は、なんと「エルム街の悪夢」「スクリーム」のウェス・クレイヴン。

TSUTAYA発掘作品にあったけど、コレはクレイヴン監督の初期の失敗作じゃないのか?最近、リメイクも作られたってホントかいな。

アメリカの核実験場だった荒野にキャンピングカーでやって来た旅行者一家が、この土地に住み付く奇形の人肉食一家に襲われるという話。英国のソニー・ビーン伝説が元ネタらしい。

人肉食というけどそんなシーンはないし、ナイフで刺したり火炙りだったりショックと思われる場面も全然大したことはない。奇形というよりただ浮浪者のように薄汚れているだけでインパクトがない。

旅行者一家が連れていた犬だけはアタマが良くて感心だけど、襲う一家も、襲われる一家も、台詞や立ち振る舞いが、素人モロ出しでイタ過ぎるよ。

次女の絶叫くらいかなぁ、ホラーっぽいのは。ちょっと「悪魔のいけにえ」を意識したのかもしれんが、遠く、遠く及ばないね。

クレイヴン監督がこういうちゃっちいものを撮るだろうか?まあ、カルト化されそうだけど。

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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。