複視

去年のFBより。

「パパ!ママ!ボク見えるよ!ハッキリ見えるよ!」…。成功率の低いある種賭けだった目の大手術を受けた彼は、一週間後に包帯が取れるのが待ちきれない様子だった。それだけに生まれて初めて見る空、海、土、木、葉など、あらゆる風景を目にして、感動で溢れる涙を抑えられなかった……てな訳で(そんな訳ね〜よ 笑)、2回目の眼科検診に行って来た。

また、例の小柄なイケメンスタッフが、眼圧、眼底、眼筋、網膜等、1時間近く丁寧にいろいろ検査してくれ、改めて、この病院を選択して良かったと思った次第。
彼がペンライトを持ってグーッと顔を近づけてくると、なんかカワイクて愛おしくてドキドキものだった。ホモじゃないけど。
「視点が柔軟にこれだけ動くってことは、まだまだ回復に近づくチャンスがありますから、諦めないでリハビリを続けて下さいね。実際に時間が経って良くなった患者さんもいますから」。はーい!

ドクターの診察で、俺の眼球は「まん丸」じゃなく「ラグビーボール型」であることがわかった。ヒドイ近視もあって、矯正は難しい方だという。モノを見ると、視点が合うように脳が認識するんだが、視神経の麻痺で右目だけそれが遅れているそうだ。
ドクターの「脳が認識するから大丈夫ですよ」に対し、「オレ、アタマ悪くてバカだからなぁ。認識するのが遅いのかぁ」と返すと、隣にいた看護師がププッと吹き出し、ドクターも「あははは、そういう意味じゃないですよ」と暗めの診察室が和んだよ。へへへ。

結局、前のより5度屈折率の高いプリズムシールに変えてもらって、複視も少なくなり、さらにハッキリと見えるようになった。うれピー。これで運転も安心だね。一カ月後、再度検査して屈折率を決めて、メガネを作る予定だ。

しかし、ココ、看護師のおデブちゃん率高し。ドスンドスンドスコイってな感じで歩いてる。小柄なイケメンスタッフがさらに小さく見えるよ。

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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。