「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」

全然、ファンぢゃないけど、図書館にあったので。「マイケル・ジャクソン THIS IS IT(Michael Jackson's This Is It)」(2009年・米、ケニー・オルテガ監督)。

2009年7月に予定してたロンドン公演のリハーサル映像。マイケルは、直前の6月25日に急死したため、公演は中止。「This is it.」は「これで最後だ」という意味らしいが、ホントに最後になっちまった。

リハーサルの舞台をただ映してるだけなのだが、さすがはキング・オブ・ポップで、50歳とはいえ、マイケル独特のキッレキレのダンスは、ファンぢゃなくとも見入ってしまう。

多分、直感だけで、ここはもっとキーを上げてとか、ここはもっとユックリとか、細かく指示するのは流石だね。

マイケルが、誰に対しても、やたらと“愛してる”を連発してるのはちょっと気持ち悪い。

歌とダンスがスゴいのは言うまでもないが、やはり、異様に白くて、整形を重ねた壊れそうな人工的な顔に目がいく。キング・オブ・ポップと言われるまでになったのだから、肌の色や顔にもっと自信を持って欲しかったね。ストイックに見えるスリムな身体も、この時は薬物でボロボロになってたのだろうか。

アマゾンの森林伐採など自然破壊に憤るのは大いにけっこうだけど、自分は全然自然ではないぢゃんか。

しかし、オーディションで集められたダンサーやミュージシャン逹は、実に残念だったろうなぁ。

今度はクイーンでも観るか(笑)。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。