歩行瞑想

以前は、ほぼ毎日、リハビリとして、1万歩以上ウォーキングしてた。休みなしでガムシャラにやってたことで体調を崩すことも多かった。

だから、今は、週に2、3回に落としたが、やはり、本当にリハビリとして効果があるのかは疑問だった。

坂を上ったりして、有酸素運動として体力向上には役に立ってると思うけど。実際に去年、12キロほど痩せたし。

そして、ただ運動として歩くのではなく、歩くことに意識を全集中させることを始めた。“歩行瞑想”だ。

呼吸はなるべく吐く方を長めにして、目線は前方3〜4メートルくらい前の地面を見て、左右の脚の動きを思いっきり意識する。

今、脚が上がった、膝が曲がった、足指が地面に着いた、足裏が地面に着いた、また、地面を離れた…と。

それに身体の中心部、体幹を感じて、左右どんなふうに動いているのかを実感するのだ。

もちろん片麻痺だから、麻痺側は膝が曲がらないし、ぶん回しになるし、スッと自然に前に出なくて困難ではあるが、ああ、人はこうして歩くのかぁと実感して、意識の上だけでも正常に歩いている気持ちになるのだ。

とにかく全意識を歩くということに集中させることだ。これはニューロリハビリのようで効果がありそうなので続けたいと思う。

そして屋内ではなるべく立つ。

片麻痺だとキツイのでベタって床に座り込むことが多くなる。それでは体力が落ちて太りやすくなると思うので(俺は前立腺炎になった)、少々、キツくても立ってる時間を多くする。

そのことでも、普通に立つという行為を意識できて、麻痺による身体のバランスの崩れもわかると思う。

脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。