スリッパの法則（著：藤野英人）でやばい会社がわかります

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
トモモノケルネゴンです！
本日は、藤野英人氏の書籍「スリッパの法則−プロの投資家が教える「伸びる会社・ダメな会社の見分け方」をご紹介します。
この本でやばい会社がわかります。
最後までお付き合いください。

では、さっそくいきましょう！

まとめ方の説明。最初にこの本の結論を書きます。
その後、その理由を箇条書きでご紹介していきます。
最後に、私の感想です。

Amazonのリンク
スリッパの法則 - プロの投資家が教える「伸びる会社・ダメな会社」の見分け方 https://www.amazon.co.jp/dp/4569637515/ref=cm_sw_r_cp_api_i_bm6xEbD8PHW0Y

◉前提

藤野英人氏について
・1966年富山県生まれ
・早稲田大学法学部卒業
・野村アセットマネジメント、JPモルガン・アセット・マネジメント、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントを渡り歩く
・2003年レオス・キャピタルワークスを設立
・東証アカデミーフェロー

◉この本で伝えたいこと

株価で儲かる会社はこれだというのではなく、よい会社に投資にすることで、世の中を良くすることに参画することに意味がある。そして伸びる会社・ダメな会社の特徴を知ることを就職先としても投資先としても自身で選択できる力を養うのである。

◉その理由

伸びる会社　プラス要素
・経営者のよい特徴として、倒産するときでも社員の前で明るい未来を語り続けられる人
・よい社長は話が具体的で数字で客観的に説明でき人の話に耳を傾ける素直さがある
・大きなコンプレックスがあるか（復讐心が強い闘争意識を生む）
・社長が自分の会社の話をすると興奮していると信頼できる
・社長の話が感動できるか、感動できると投資では成功しやすい
・総論と各論を話す
・大成功している経営者は例外なく細かい
・優秀な経営者はメモ魔
・オーナー経営者（家族経営）。ナンバー2もしっかりしている
・後継者が育っている
・オーナー経営の3代目あたりから傑物が出やすい
・社内の空気が華やいでいる
・社員同士をさんづけで呼び合う
・情報開示（ディスクロージャー）に積極的
・トップみずからディズクロージャーする会社は安心
・社長の保有株比率が高いと業績に対する意識が高い
・ビジョンや経営理念が社員に浸透
・社員がプライドをもって仕事をしている
・管理体制が優れている
・複数の価値観を持った人材を抱えている
・自社の強みを最大限に利用、執拗に徹底的に高めていく
・当たり前を徹底的に追求する
・よい会社は常に個性的
・自分がその会社のサービスを受けて満足したら、投資対象
・損益計算書より、貸借対象表が大切。特にキャッシュフロー。キャッシュフローよりもビジネスモデルを分析しろ
・悩んだら疑うより、信じろ
・コピー機のまわりが常にきれい

ダメな会社　マイナス要素
・社長が自分の過去の苦労話にインタビューの大半をさく
・社長自らの自伝をプレゼントする
・社長が人の話を聞かない
・社長に質問すると怒りだす
・総論のみを話す
・業績不振の要因を景気や政府のせいにする
・肩書で態度かえる社長はダメ
・社長室がやたら豪華
・金ピカの高級腕時計をしている社長
・著名人との親交を自慢
・業界団体やロータリークラブの名刺を渡す
・社長車が高級外車
・サラリーマン経営者
・兄弟経営で弟の学歴が兄の学歴を上回っていて保有株に差がないときは、兄弟喧嘩の可能性あり
・社長がパソコンを操れない
・ホームページで社長の顔写真がない
・豪華な新社屋ビルを建てた時は、業績ピークか株価のピーク
・社内でスリッパに履き替える会社は投資ではもうからない
・社員に体操を強制する会社
・社内の空気が淀んでいる
・トイレが汚い
・受付嬢が極端に美人
・自社製品以外のおみやげを渡す
・会社の規模の割に役員が多い
・相談役がいる
・情報開示に熱心すぎる会社は要注意
・極端に社長一族の保有株比率が高いとモラルが低い
・金融機関による保有株比率が高いと株価は上昇しない
・会議室の時計が５分以上狂っている
・IR担当者の急な退職
・多角化は多悪化を招く
・モラルの低い業界

◉この本を読んだ感想

非常に興味深いことをしった。
伸びる会社は社員同士をさんづけ。コピー機のまわりが綺麗。自分がサービスを受けてみてよかったらその会社はよい。とかとか。
ダメ会社はスリッパを履き替えるとか、時計が５分以上狂っているとか、相談役がいるとかとか。
なんとなくはわかるが、著者の藤野英人氏が何千人もの経営者に会って得た感覚は本物なのだろう。
情報が細かく本書で紹介されているので是非、手に取って色々な方に読んでほしい。
この本は将来絶対に役に立つ知識が沢山書いてある！