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出張編集部に行ってきました。 in TOKYO FES Jul.2024

今回は、椎橋寛先生原作の漫画「岩元先輩ノ推薦」の話をするつもりでしたが、ちょっと予定を変更して、昨日、東京ビッグサイトで開催された「TOKYO FES Jul.2024」の出張編集部のお話をしたいと思います。

最近、一次創作との両立が難しいのと、妄想では満足できなくなってきて、二次創作から少し足が遠のいている私です。

今回は、いつもお世話になっている&とても仲良くしていただいているフォロワーさんに、「「TOKYO FES Jul.2024」の「岩元先輩ノ推薦」のオンリーイベント「リコリスの推薦状」にサークル参加するので、お手伝いしてもらえないか」とお願いされ、売り子として参加する運びとなりました。

ちなみに、ここだけの話(?)、「リコリスの推薦状」というネーミングは、私の発案だったりします。

前述のフォロワーさんが、「岩元先輩ノ推薦」のオンリーイベントを開催して欲しいから、新刊カード(同人誌などの印刷を印刷所さんに頼むともらえるカード)を20枚集めて、赤ブーさんに開催希望を出したい、と仰ったとき、何かいい名前ないですかね?と聞かれて「リコリスの推薦状」という名前がスッと浮かんできたのです。

X(旧Twitter)で「リコ推」というワードが出るたびに、嬉しくなります。
名付け親のくせに、サークル参加してないとか、どういうことかと思いますが…。

ということで、2024年7月28日に、東京ビックサイトに行くことが決まりました。

「TOKYO FES Jul.2024」では、出張編集部が企画されているのことだったので、売り子のお仕事の合間にちょこっとだけ漫画制作に関するアドバイスをいただくことにしました。

ちなみに出張編集部とは、同人誌即売会などのイベントの中で、いろんな雑誌の編集部の編集者さんが、一次・二次問わず、ネームや原稿を読んでアドバイスをしてくれるという大変有難い企画です。

持込みしたい編集部の整理券に必要事項を記入するだけで、無料で参加できます。


そもそも、私がオリジナル漫画を描いてみようと思い立ったのは、今年の3月ごろ。

ウルトラジャンプを読んでいて、椎橋寛先生って…漫画家さんて凄いな…もう脳の作りが一般人とは違うのかな、とぼんやり思いました。

私はそれまで二次創作は小説が中心で、漫画を描くスキルは全くありません。
にもかからわず、私の脳内で何かが起こり、

「楽しそうだから、ちょっと描いてみよう!」


と思ってしまったのです。

そこから、ネーム生活が始まりました。
とりあえず描いてはみたものの、どこをどう修正していいか分からず、アドバイスを求めて、出張編集部へ参加することにしました。

出張編集部への参加は、今回で4回目になります。

各編集部の編集者さんのアドバイスを伺っていると、回を追うごとに、自分のネーム力が上がっているのが実感できます。

過去、とある編集者さんに、「これは漫画っぽい何かだと思う」と評され、酷く落ち込んだりもしました。

でも、だからこそ、自分に向き合って、「描きたいポイントを絞る」、「設定を詰め込み過ぎない」、「読み手に分かりやすく」を意識するようになれたのだと思います。

ネームへのダメ出しは、作品ではなく自分自身を否定されてしまったように感じてしまうので、その後の自己ケアがかなり重要です。

それでも、いただいたアドバイスはとてつもなく参考になります。
それを意識して次のネームを作ると、自分でも前回より分かりやすくなったことが分かるのです。

昨日は、2つの編集部さんにお話を伺えたのですが、本命のウルトラジャンプ編集部の編集者さんに、目から鱗のアドバイスをいただきました。

私は、まずネーム力を上げることが必須だと思っていたので、「レベルアップするには、どこを修正したらいいのか」を聞こうと思っていました。

でも、今の私に必要なことは、
ネームの修正より、完成原稿をつくること」。

そして、
完成原稿ができたら、次のネーム…と、とにかくたくさん描くこと」。

満足できるネームができたら、作画にトライしてみようと考えていた私は、正直びっくりしました。

でも、ネーム→作画、ネーム→作画…の方が、上達には早道なんだそうです。
言われてみれば、そうかも…と納得。

きっと、作画するのは大変だから、次のネームを作る時は、もっと考えて作るようになる気もします。

なので、昨日イベンド後のオフ会で、フォロワーさんにも貴重なアドバイスをいただいたし、まだまだネームを修正したいけど、今回の反省点は次のネームに反映するとして、ひとまず完成原稿を目指すことにします

noteでは、自分に向き合う取り組みのひとつとして、今まで描いてきたネーム(3本描いて、3本とも設定が違う)の話を、小説にしようと思っていました。

でも、漫画原稿を描くという目標ができてしまったので、小説はちょっと後回し。
そして、「岩元先輩ノ推薦」語りは、また別の機会にしたいと思います。





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