言葉の旅に出ています
最近、言葉の旅に出ています。
昔、言葉は不完全だと思ってた。
だって、言葉は自然を語れない。
圧倒的な自然の美しさを言葉で
伝えることなんてできない、そう思っていたから。
だから言葉は完全ではありえない。
私が小学生の時に思っていたこと。
それが、ここ数か月ですっかり変ってしまった。
きっかけは「ビジョナリーブック」
本を作る時に、言葉にたくさん触れた。
その時に思ったこと。
言葉を「完全でない」なんて生意気言ってごめんなさい。
私にはそう語る資格はなかった。
そう思うほど、自分の言葉の力は
弱くて、薄くて、足りなくて。
そこで少し悔しくなって、
もっと言葉を追いかけてみたくなったんだ。
本作りをしていく上では、言葉を深めておきたいし、
何よりも小学生の小娘が思った
「言葉は完全じゃない」ってこと
感覚的に的を得ているように思うところもあって、
それを証明したいと思ったのかもしれない。
そこで「編集」の世界に飛び込んだ。
うーさんに教えてもらった
松岡正剛さんの編集工学を学び始めた。
なぜ、編集?
編集とは必要な情報を「知」にすることだそう。
情報=言葉としたときに、ただの言葉に変化を起こすものが
編集。
編集を追いかければ言葉の力がわかるかもしれない。
そう思った。
学び始めて思ったこと
言葉に編集を通すと、不思議なことが起こる。
今まで見てきた言葉に力が宿る、深さがでる、イメージが広がる。
ただの「コップ」が見方を変えることで
花瓶になったり、
円を書くものになったり、
プリンの入れ物になったり、
積み上げて遊ぶものになったり、
植木鉢になったり、
アクセサリー入れになる。
「コップ」は概念だ。
その概念に対して、編集を加えると、
こんなにも多様なものに変化する。
面白い
私の中の面白いワクワクセンサーが反応していくのが
わかった。
コップの例は編集のほんとの第一歩で、
驚くほど、編集術はある。
正直ぜんぜん分からない。
言葉の奥深さに毎回ノックダウンされている。
でもそのたびに、ワクワクがとまらなくなる。
まだまだ言葉のことはよくわからない。
でも、
楽しい。
もっと知りたい、
もっと味わいたい。
あれれ、いつの間にか言葉の沼にはまってる。
どうやら言葉の旅は底なし沼に
繋がっていたみたいです。
ということで、
しばらくは沼にズブッと浸かってしまおうかと
思います。
言葉の世界、編集の力、
これも感覚値だけど、
コーチングのように
人が自分らしく生きていく力にも
大きく関わっている。そう感じる。
子供の頃に感じたことの答えも見つけていきたい。
そのあたりのこともこれから書いていきたいなと思います。
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