『Visionary BOOK Project~わたしの本ができるまで①』
『自分の本を作りたい』
そう思ったのは、乳がんになって少し後のことです。
当時、がんの知識がほとんどなく、
「がんになったら死んでしまう!」と思っていた私。
子供は1歳になったばかり。
もし、今死んでしまったら、
・誰が子供にお母さんの愛情を伝えてくれるんだろう、
・誰が子供が辛い時に声をかけてくれるんだろう。
そんなことばかり考えてしまっていたときに
「自分の本を作って子供に愛情や想いを残したい」
そう思うようになりました。
治療を受け、普通に生活ができるようになってからも
心のどこかにあったんです。
その思いが。
そしてそれから6年、
その夢がとうとう叶いました。
自分の本ができました。
『Visionary BOOK Project』
といううーさん(Navigator)とれあさん(Designer)
のプロジェクト。
そこに、「自分の本を作りたい」という
私の想いがプラスされて出来上がった本です。
今、本を作ろうと思えば個人でも作れるところは
たくさんあると思うんです。
私は、うーさんとれあさんと本を作りたかった。
この『Visionary BOOK Project』の考え方に惹かれたし、
うーさんとれあさんの世界観が好きだった。
『私が肌感覚で好きだと思うものが出来上がる』
そんな自分の直感を信じて、お願いしました。
本が出来上がった今、その直感は正しかった。と感じています。
出来上がった本にも満足だけれど、それだけじゃなく
本を作るプロセス、それがとても良かった。
うーさんが、私の中の想いを少しずつ少しずつ引き出してくれる。
強い思い。
忘れていた思い。
辛い思い。
届けたい想い。
そしてそれを自分で文字に起こしていく。
さらに、横ではれあさんがその思いをデザインという形で
表現してくれる。
少しずつ少しずつ形になっていく私の思い。
再構築されていく私の人生。
その過程の中で不思議なことが起こりました。
長くなってきたので、続きは
『Visionary BOOK Project~わたしの本ができるまで②』で
書きますね。
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