見出し画像

お疲れ様です
tomoです
以前の作品を読んでいただいた方ありがとうございます
今回作品から読んでみた方はじめまして
相手の個性と感情に寄り添う心理カウンセラーを目指して日々邁進しています

皆様、推し活はいますでしょうか?
私はとある男性アイドルグループを4グループ程推していまして、都市部やへ遠征したり、地元のライブ参戦したりしていました。以前より参戦回数は減りましたが、今でも推し活続けております笑
また、アニメも好きでハマった作品は、動画配信サイトで一気見したり、すごく思い入れの強い作品は聖地巡礼したりしたこともありました笑
その時に「推し活」はどのような「心理」が働いているのか気になり、記事にしてみました



推し活とは?

「推し活」とは、自分にとってイチオシの人やキャラクター(=推し)をさまざまな形で応援する活動のこと。

引用サイト:『https://www.spacemarket.com/topics/oshikatsu/


推し活の現状

今では、J-POP,K-POP,アニメ等様々なジャンルの推し活があると思います
昔は推し活は共通の推し活している人としか共有できなかったイメージがありましたが、現状は変化してきているみたいです
何が要因で推し活が広がっていあったのでしょうか?

1.「オタク(オタ)」を自認する人の増加

オタク(オタ)とは:愛好者を指す呼称。1980年代に日本のサブカルチャーから広がった言葉。
言葉の起源は1983年にコラムニストの中森明夫さんが「コミックマーケット」に集うSF(サイエンス・フィクション)や漫画・アニメ等の若いファンたちがお互いを「おたく」と呼び合っていた現象を揶揄(やゆ)して、彼らを「おたく」と分類したことがきっかけと言われている(諸説あり)

※SF(サイエンス・フィクション):科学的な空想に基づいたフィクションの総称
引用サイト『https://ja.wikipedia.org/wiki/サイエンス・フィクション
※揶揄:からかうこと
引用サイト『https://ja.wiktionary.org/wiki/揶揄

当初はオタクのイメージは社会に馴染めない人や対人コミュニケーションが得意ではない人を指していることが多く、あまりいい印象ではなかったと感じる
しかし、1990年代後半からインターネットの普及やアニメ、漫画、コンピュータゲーム、アイドルの社会的地位の向上によりオタクへの印象は好転していき、現在では「ファン」「マニア」等と同義で使われるようになってきた気がする

参考サイト

特にコロナ禍がZ世代(15〜24歳)の自認が大きな影響を与えており、推し活を後押ししたのではないかと考えられる。実際アンケートを取り、実証されているデータもある程、自分は何かしらの『オタ(オタク)』であることを自覚しているが増えてきていると感じました
また、「あなたはコロナ禍になってから推し活に対する時間やお金のかけ方、熱量は変わりましたか?」というアンケートの設問に対し、「増えた」と回答した人がデータをみて多いと感じました
※アンケートデータ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000454.000007597.html%20 株式会社SHIBUYA109エンターテイメント「コロナ禍におけるZ世代のヲタ活実態調査の出展データ参照』

2.インターネット、SNSの普及による推し活の拡大


1990年代後半〜2000年代にインターネットが普及したことで、昔から存在した「オタ活」が拡大していきます
以前オタクはマニアックな存在で、その分野に誰がより詳しいかに重きが置かれていて、同じ分野の仲間意識の強い人だけで楽しむという閉じた世界でした
しかし、2000年代半ばからSNSの普及により、オタ活の範囲が広がったことで、活動内容が多様化していきました
そのことにより、ライトなファン層を取り込んだ結果、推しを通して大きくゆるいつながりのコミュニティが形成されていくようになり、現在の「推し活」のかたちが誕生しました
SNSはさまざまな「好き」に対して、多様性を受容する社会になったことも「推し活」」が広まった一因であると考えられています


「推し活」による心理的効果

推し活はプロジェクションという心の働きが大きく影響しているのではないかと考えられています
プロジェクションとは:認知科学の概念。自分を取り巻く物理世界から情報を受け取り、それを自分の中で処理して作り出したシンボルを、物理世界へ映し出すことで世界の意味を捉え直す心の働き

推し活は愛好する対象について、自ら能動的に働きかける行動であると考えれています。そのような対象の働きかけはプロジェクションの
「自分の心の中と世界をつなぐ働き」そのものではないでしょうか

グッズを購入する、ネットで好きなアイドル・作品について情報収集する、SNSで情報共有する、友人・知人に推しの魅力を伝える、推しのイメージのアイテムを探す、推しに関わる場所をめぐる聖地巡礼などの行動は、プロジェクションという心の働きによる行動なのではないかと考えられます

人間は他の生物に比べて、非常に大きな集団を形成しているため、他者との協力が欠かせません。長い進化の家庭で、自分の資源を分け与えることに喜びを感じない人は集団から除外され、喜びを感じる人が子孫をつくってきたと言われています(諸説あり)

推し活でも同じように、自分の時間やお金といった「資源」を推しのために分け与えることが、モチベーション向上につながっていることが多いです
この「他者に分け与えることで喜びを感じる」というのは、他の動物には見られない人間的な心の働きです
そう考えると「推し活」は実に人間的な行動といえるのではないでしょうか
人間ならではの利他の精神。その延長に推し活があるのではと思います。推し活が今後廃れるということは、今までの内容からしても限りなく低いのではないでしょうか
そう思うと推し活の行動による人に与えるエネルギーは凄まじいものだと感じました


いかがだったでしょうか?
今回は「推し活」と「心理」について書いてみました
推し活は長い歴史があり、人々の認知が変化していったことにより
現代社会に大きな影響を与えているのではと感じました
自分自身推しのカラーを身につけることで、勇気をもらったり、モチベーション上げたりしています
今後も推し活続けていきたいとこの記事を書いていて思いました
最後まで読んでいただきありがとうございました
読んでいただきたすべての方に感謝します
「推し活」と「心理」でした

記事全体の参考サイト『https://c.kodansha.net/news/detail/43328/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?