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行き詰まった時の対処法

皆様お疲れさまです。
tomoです。
以前の投稿読んでいただいた方いらっしゃいましたら、ありがとうございます。
この記事から読んでいただいた方、はじめまして。
今回は「行き詰まった時の対処法」ついて投稿してきます。

人生の中で、行き詰まることって誰しもあると思います。(ないよという方いらっしゃいましたらお話してみたい笑)
私は「こうなったらどうしよう…」「ああなったらどうしよう…」と不安になり考えが詰まって行動できなくなってしまうことが多いです。また物事がうまくいかないと「自分のせいで…」「私の性格に問題があるのでは…」と考えてしまうことももあります。こう考える人は自分自身に原因を求める「内的要因型」の傾向が強いです
※外的要因型と内的要因型の違い
外的要因:成功・失敗の原因を偶然の結果であり、自分のせいではないと考える
内的要因:成功・失敗の原因を自分自身の能力や努力の結果であると考える

では、行き詰まった時にはどういう対処法があるのか
今回は2つの方法を共有させていただこうと思います


1.「LEAD法」

LEAD法を説明する前に
組織コミュニケーションや組織発展の研究者ポール・G・ストルツ博士は人は1日に大小関係なく23回も逆境に立たされるといいます。
1日に23回も逆境に立たされているって驚きですよね。
その中で博士は逆境指数によって、人が困難にぶつかった時の精神的強さを5段階に分けました。それが以下の5段階になります。

人が困難にぶつかった時の精神的な強さ
レベル1:逃避(Escape):問題から逃げようとする
レベル2:サバイブ(Survive):なんとかやり過ごそうする
レベル3:対処(Cope):とりあえず対処しようとする
レベル4:管理(Manage):問題を管理し解決しようとする
レベル5:滋養(Harness):逆境を栄養源としてさらなる飛躍を目指す

皆様、どのレベルに該当するでしょうか?私は以前はレベル1〜3だったんですが、自己理解プログラムを受けてからはレベル3〜5になったような気がしています。

そして博士はうまく物事がうまく行かない時(逆境に立たされた時)にやるべき
4つのアプローチ方法を挙げています。この4つのアプローチ方法が「LEAD法」と呼ばれています。その方法は下記の4つです。

「LEAD法」
①聞き取り(Listen):相手の話を聞き、自分の心の声を聞き、現状を把握する
②探索(Explore):経緯を振り返り、情報を探し、何が問題なのかを突き止める
③分析(Analyze):問題の原因を分析し、対処法を検討する
④行動(Do):検討結果を実行に移す

このLEAD法をみた時にこの方法で逆境が乗り換えられるんだと思ったのと同時にこの方法の他にPDCAサイクルを回すことで逆境が乗り越えられるのかもと感じました。


2.「ストップ法」

問題の本質を追求すると、出来事よりも出来事に付随する不安や悩み(例:あの出来事の時なんでうまく行かなかったんだろう…。あの出来事が気がかりで落ち着かない等)が苦しみを生んでいるかもしれないです。そんな時は「ストップ法」が役に立つかもしれません。

「ストップ法」
不安な気持ちや悲観的な思考が湧き上がってきたら、大きな声で「ストップ!!」と叫ぶ方法。
※その時、同時に壁などを叩いたり、両手を強く打ち合わせたりすると効果があがります。

ストップ法を練習することで、大声で叫ばず心の中でストップと言うだけで不安な気持ちが消えることが徐々にできるようになるといわれています。
しかし、大きな声で叫ぶとなるとなかなか場所が限られるのと心の中で言うだけで不安が消えるようになるための練習は個人差があるためなかなかこの方法は難しい人が多いかも。そんな時は頭で考えるだけでなく、紙に書いてみる(セルフ・モニタリング)のがおすすめかも。
文字におこすというセルフ・モニタリングすることで思考を整理し、自分の姿を客観的に捉え、自分の感情を必要に応じて調整するのがたやすくなるといわれています(諸説あり)


いかがだったでしょうか?
行き詰まった時はなかなか抜け出すのが、困難だとおもいます。
自分に合った解決方法がある方はその方法がいいと思いますが
もし行き詰まっている方がいて、自分なりの方法がみつかってないよという方は
参考にしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
読んでいただいたすべての方に感謝します。

「行き詰まった時の対処法」でした。

参考文献:『心理学でわかる ひとの性格・感情辞典』渋谷昌三 朝日新聞出版

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