No.20

正義ってカッコよく見える

正義を果たそうとする姿勢に関してかっこいいなと思うのはなぜだろうか。
見えない何かを追い求める姿勢。正義は物質的なものではない。概念的なものだ。概念を物理的な行動を持って実現する。できそうでできない。
優れた人を作るには、何世代もかけて優れた人を作ろうと思う意思を子供、孫に残さなければならない。
優れた人を作りたい理由は、優れた人の方が人生が楽しそうだからだ。
ここでいう優れた人は、仁があり、勇がある人だ。優しくて行動する人。そんな人を、自分の子供や孫に作って欲しい。

共に行動する人間は優しい

優しい人は、共に行動をする人だ。以前、レジで待っているときおばあさんが、レジ中にも関わらず、他の商品を取りに行った。レジ待ちで多くの人が並んでいるにも関わらず。
その時、小学生くらいの子供が、一緒にその商品を探しましょうか。
と声を掛けていた。
困っている人を助けたい、そう思って行動するその姿勢はかっこよかった。負けたと思った。

私はその時どう思ったか。

レジ待ちは解消されないので、その小学生の行為はどうかと思う反面、自分自身が、そのおばあさんに対して苛つく気持ち、更には、その小学生の行動力への嫉妬を感じている自分が嫌になった。

共に行動するとは、他人に対してだけじゃない、自分に対してもそうあるべきだ。

自分は自分の外にいる

自分は自分の体の中にはいない。身体の外から、自分自身を眺め、どういった行動をすべきか司令を出すことができる存在だ。

理想の自分にするために、身体の外の自分は勇気を出して、この身体を行動に移させなければならない。

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