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インガ・サンガ

インガ・サンガは、因果について探究する学びの共同体です。因果について疑問や好奇心を抱いた人たちが集い、初歩の初歩から奥の奥までを、一緒に学んでいきます。このマガジンでは、そこで得…
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#インガ・アーカイブ

インガ・アーカイブ 〜その12〜 ライブ配信動画(#20, #21)

7・8月に行われたインガ・サンガのライブ配信レポートをお届けいたします。 ライブ配信#20ライブ配信記念すべき20回目は原点回帰、「インガ律」。 今回は、アメリカの分析哲学者デイヴィッド・ルイスが体系化させた、「可能世界論」から、因果関係について考えました。  ライブ配信#20のポイントは、「様相」。私達の歴史や現実は一つしかありませんが、それ以外の可能性やすべてを包含する必然性も含む理論として「様相」を考える論理学を切り開いたのがデイヴィッド・ルイスです。 この「様相」

インガ・アーカイブ 〜その8〜 ライブ配信動画(#12, #13)

3月に行われた2回のインガ・サンガのライブ配信のレポートをお届けします。 ライブ配信#12第12回は、「#人を動かす」の2回目でした。中心となる問いは3つ、①私たち「合理的」か?、②ナッジとリバタリアン・パターナリズム、③私たちは自由でありえるのか?です。この問いに対して、主に行動経済学の知見をレビューしながら、2人でおしゃべりしました。とくに、改めてナッジがこの数年話題になっていますので、具体的な事例も含めて話しています。 ライブ配信#13 第13回は、「#社会を動かす

インガ・アーカイブ 〜その5〜 ライブ配信動画(#07, #08)

12月に行われた2回のインガ・サンガのライブ配信のレポートをお届けします。 ライブ配信#07第7回は、ぼくのほうから「#社会のモデル」の2回目となるお題を提供しました。内容は「適合的因果の方法」と題して、ヨハネス・フォン・クリースという19世紀後半のドイツを代表する統計学者の考えかたを紹介しました。ちなみにクリースのは、マックス・ウェーバーに影響を与えたことで知られています。彼の「適合的因果の方法」には、新しくて確かな「社会のモデル」をいかにつくっていくか、そのためのヒント

インガ・アーカイブ 〜その3〜ライブ配信動画(#04,#05)

10月に行われた2回のインガ・サンガのライブ配信のレポートをお届けします。 ライブ配信#44回目のテーマは、山崎さんのほうから「#数理のモデル」の2回目のお題提供をしてもらい、トークを展開しました。タイトルをつけるとしたら、「人物から振り返る数理のモデル」がふさわしいでしょうか。統計につながる因果の探究をしてきた哲学者・研究者を中心に、これまでどのような考え方が提案されてきたのかを振り返りました。奇しくもこの日は今年のノーベル経済学賞の受賞者が発表される日でしたが、トークで

インガ・アーカイブ 〜その2〜ライブ配信動画(#02,#03)

先月になりますが、インガ・サンガでは2回のライブ配信を行いました! ライブ配信#2ライブ配信#2では、山崎さんからインガ・マンダラの「#数理のモデル」のお題を提供してもらいトークを展開しました。「統計学とはなんぞや」というところから、「数理のモデル」の基本となる考え方などの話題を交わしました。 ライブ配信#3ライブ配信#3では、ぼくのほうから「#インガ律」の話題を提供してトークを行いました。今回のテーマは「理論とモデル」です。「理論についての意味論的捉え方」という立場を中

インガ・アーカイブ 〜その1〜ライブ配信動画

インガ・サンガ、初回のライブ配信を行いました!初回ということもあり、インガ・マンダラの中心に配置された、#インガ律から、スタートすることができました! (内容がまとまっている記事は↓) インガ・サンガのコンセプトについてのお話、と今回の主題となる「#インガ律」について「科学哲学からみたインガ」について考える1時間半となりました。 上の記事とともに、ライブ配信動画は下記の限定公開リンクから。 ぜひ、ご一緒にお楽しみください!