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【第1話】ヒルズ族を目指すきっかけと理由

まずは、はじめましてと言わざるをえないだろう。

トモヒルです。

遡ること11年前の2010年3月、僕は大学受験で浪人が決まった。

家計は苦しかった。予備校に通うお金はなかったので、自宅で浪人することを選んだ。

でもなんとか相談して家族から年間費用として20万円をもらった。

そのお金で1年間やり抜くことを決めた。

当時、六本木ヒルズを舞台にホリエモン等のIT企業社長などがもてはやされてから既に数年が経っていたと思うが、僕はとあるヒルズ族のブログ(当時はアメブロ)を読んでいた。

生活環境が苦しかった分、ヒルズ族に憧れた。いつか自分も成り上がってヒルズ族になると誓った。

とあるヒルズ族とはKさん(以下、K)だ。本人も大学受験に苦労したそうだが、苦労した末に志望校に合格したらしい。元々は劣等生だったらしい。それでも、努力でヒルズ族に登り詰めたらしく、自分も頑張ればなれるかもと、希望を感じた。

そのヒルズ族Kのブログには、読者を勇気づける言葉が綴られていた。ともすれば自己啓発みたいなもので嫌悪感を示される方もいるかもしれないが、当時の自分には励みになった。孤独な戦いにおいて、自分の心がダメになるかもしれないときの支えになっていた。

人間はその時の状況や境遇に応じて言葉が響くこともあれば素通りしてしまう時もあると思うが、当時の自分には「人間は、自分が考えている通りの人間になれる」とか「失敗は、成功に繋げれば自信という名の最強の武器になる」とか、ヒルズ族Kのそんな言葉が妙に響いた。その言葉が、逆境を跳ねのける原動力になった。

その後、行きたかった大学に受かった。次は自分の番だと思った。
まだ、僕の言葉の影響力は小さい。今度は僕が逆境に苦しむ人々を救いたいのだが、言葉に力を付けるためにはもっと成り上がる必要がある。

それに、僕はまだ夢への階段の途中だ。まずは僕がヒルズ族になる。
そして、悩める人々を言葉とアドバイスで救いたい。

以上が、僕がヒルズ族を目指すきっかけと理由だ。

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