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発声障害改善したよ 考察37【vol.127】

 では前回の続きです。

 僕は最近ジムに通い始めました。値段は月5,000円以下で、スタッフがいない時間もある所です。

 3つ伝えます。ランニングマシンは省略します。2つ目はバタフライマシンと言うみたいです。両手を真横に広げ、腕を体の中央に寄せていく動作です。何だかチェストプレスとかもあって、思っているより沢山マシンが置いてありました。3つ目はエアロバイクです。

 バタフライマシンは両手で15kgぐらいにして、負荷を軽くしています。理由は負荷をかけると右肩が上がるからだったのですが、もしかしたら重くても右肩は下げていたかもしれません。大事なのは声を戻すことなので、両方をやっていきます。大事なのは動作を覚え、家でも(負荷がなくても)反復することです。

 ジムで声はあまり出せないのですが、動作の中では声を出す。声は最後スポット、または上の歯の裏で舌で止めることになると思います。理由は前回書いた通り、その方が体への衝撃が少ないからです。

 だから例え声が出ないという現象があっても、最後スポットまで舌は持っていった方が良いとは思います。理想論ではありますけれど。その方が次の言葉もすぐ話せるし、おそらく話していた時はそこに感覚があったと思います。

 とても重い重量だったら、スポットの所ではなく、歯の裏の所から声を始めたり、それが噛み合わせられる所だったり、微妙に変えていたりしたと思います。重い時には声が出ないというルールはないので、むしろ練習していく動作です。

 ちなみに普段はこの動きが1番声出づらい気がします。理由は肩甲骨の付け根と、普段やってない動作だからかもしれません。詳細まではわからない所もあります。

 とりあえずバタフライマシンでは、肩甲骨を動かす。腰の硬い所を取る。そして負荷を軽めにして、スポットの所で動作をきちっと止める。これはほとんど声を出すことと同じことだと思います。

 このように話していないことも、もちろんあるとは思います。けれど話せていた時には、きっとこのようにも話していたと僕は思っています。

 次はエアロバイクです。僕は椅子に座っている時の姿勢を治すのは、中々難しいと思います。PCを触っている時。椅子やソファでTVを見ている時。普通の自転車に乗っている時などです。

 エアロバイクは前方の下にペダルがある。前に肩甲骨を上げたまま腕を置ける。背もたれが15度ぐらいなので、骨盤から腰を立てて運動できる。この感覚、動きを戻すのが自力では本当に難しいので、僕はお勧めします。

 バタフライの時にも言いましたが、前傾のままコンビニで商品を言うのは大変です。それは肩甲骨の付け根が、反り腰で下がってから、前に角度を深く作っているからかもしれません。

 運動しながら舌の腹を上げて話していくと、肩甲骨の付け根まで力が伝わり、真っ直ぐ、もしくは柔らかく丸まっている状態になると思います。そうなると舌の腹を上げている姿勢が大事になります。

 だから運動している時は肩甲骨が上がる。舌の腹も上がる。そして自然と口角、つまり頬の筋肉も上げていた。そして肩甲骨が上がっていれば、スポットに向けて少し声を前目に出しても、外から内に力を入れても姿勢が崩れようがなかったはずです。

 やればわかると思いますが、エアロバイクでも運動している時は声が出やすい感覚だと思うんですよね。つまりそれを普段でもできるようになれば良い訳です。そしてそれは自分が元々話していた話し方に、近いのではないかと思います。

 ちなみに僕はジムに何回か行っても腰が硬かったです。同じようなことがあったら、唇の前側でも声が出せているか。頬も左右均等に使えているか。均等に噛み合わせている時でも、声を出せているか。この辺も疑ってみて下さい。何か左右の力でちゃんと使えてない原因もあるかもしれません。

 では最後にもう一個伝えます。普段は上あごの舌の腹のあった所に、音を引っ張るぐらいが良いやすいと思います。肩甲骨の付け根の所も真っ直ぐであまり引っ張らない。スポット側にもあまり意識して当てない。舌の腹の所を使えるだけで充分です。

 ただ肩甲骨が使えて、上あごが平らなイメージで舌が使えるだけで、後は慣れの問題だと思います。この時30度ぐらい上を向けて言った方が良いやすいかもしれません。理由は左右に歪まないからですね。肩甲骨も上げていれば、今までとは違って正しい姿勢で言えているはずです。まず基本は舌の腹の所に音を当てるということだと思います。

 では僕の思うことを書きますね。僕は話すことは、上あごを上に上げる感覚だと思います。肩甲骨が上がり、上唇が上がるのであるから実際に上がっていてもおかしくないですね。ただ実際に動作として上げている感覚はないです。

 ではどこを上げているかと言うと、あごの関節の所を一度浮かせる感覚です。肩甲骨が上がると口角も一緒に上げる動きができるようになると思います。つまり頬の筋肉もあごの関節の所で上に引っ張っているかもしれません。

 引っ張るというより、上にある状態を固定している感じです。話せている時は上にある状態をキープできているから、そのまま喉が邪魔されずに話せている感じです。

 だから話している時は、舌の腹はもちろんですが、他は肩甲骨と頬の筋肉。特に頬の筋肉は下にある物を、上に引っ張るという意識かもしれません。この3つを意識的に使います。そして喉は当然無意識で話していたはずです。

 これが正しいかは問題ではないです。もし上あごが高い位置を取っているというのであれば、この動きも含まれている可能性の方が高いはずです。ただ頬はたぶん無意識になると思いますし、話している人もたぶん無意識です。運動しながら沢山使ってあげて下さい。

 これだけがメインの原因というわけではないです。ただ自分が使っていた筋肉の位置に戻れば、動かなかった筋肉があったとしても、また動いてくれるかもしれません。

 (上あご自体を上げている感覚は僕にはないです。あっても声を出す5mm程度だと思います。代わりに声の出す筋肉は上の方が話しやすいかもしれないということです。)

 ではここで一度区切ります。続けて、話していた時には、表現は難しいですが、頬の筋肉は使っていたということについて書きます。僕の伝え方が下手なだけかもしれないので、そこは自分で探し出してみて下さい。

 今思うのは頬の筋肉は左右あるので、V字みたいな動きな気がすることです。噛み合わせに近いような口の開け方で、僕は特に右側を使うみたいです。そして唇から斜め後ろ側に口を引っ張りながら声を出す感じです。僕はやっぱり感覚的にはこの話し方をしていたし、それには頬の筋肉を沢山使うみたいです。

 ちなみにこれは上あごを意識するのとは違って、口を少し大きめに開けようとする時に使っていたようです。僕の場合は最初は出づらいけど、自分が使っていた正しい使い方なので、使っていくうちに良くなる。背中や腰は硬くて一度出づらくなる。背中や腰を軽くできた時に、正しい声の出し方なのでまた前よりも良くなっていく。いつもこの流れになります。

 とりあえず頬の筋肉を使うことは、左右で使うので歪みが少なくなる。上に上げた状態をキープする。肩甲骨を上に上げるのを手助けする。口を斜め上に引っ張り上げ、舌の腹を上げる手助けをする。こういったメリットがあると思います。

 極端な話で、話していた時には目の下ぐらいまで使って話していた時があるはずです。僕はジムで走っている時でも、バーを斜め上に上げている時でも、今は頬の上側の筋肉を意識してます。この場所を使うのではなく、ここまで頬の筋肉も含め、しっかりと上げてから話す。たぶんここまでできて、自分の元の話し方に近づくと思います。

 僕はジムは例え週5で行っても疲れないことを目安にやっています。できる限り楽をしてます。肩甲骨であったり、頬の筋肉であったり、意識して使うと新たな発見があります。そして姿勢もちょっとずつ変わると思います。

 僕の場合だと、内側にかける声の出し方が最近多かったのですが、実はまだ筋肉が戻り切ってなくて足りないのかもしれません。だけど続けていけば、まだ何かわかりそうな気はします。

 (姿勢も話し方もできるようになったら、内側に力を込めて声を出してみて下さい。トレーニングのイメージです。)

 声を出す筋肉は、自分の感覚が一番大事です。それがどうなるかは自分で運動してみて、試してみて下さい。

 本日も読んで頂きまして、ありがとうございました。

 

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