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発声障害改善したよ コラムを書きます33【vol.163】

 これからはとても簡略化して書きます。

 まず声が出ないのは、響いてないからという表現を前は使ってました。今は声を出すことは左右対称であることと考えています。

 歌の時に中央で低い声が出なかったです。その時に外側に音を出す。その時に右肩は下げて使っていたみたいです。マイク持って右肩上げたらむしろ大変そうな気がします。

 歌の時は大丈夫です。けれど話す時はこの姿勢ではないです。もしスマホを持つ時も、肩を下げてたら気にしてみて下さい。(左肩も内側の方が良いかもしれません)

 左右対称ということは、最終的に鼻の上の所を真っ直ぐ高くして固定する。そして口を開けるのはおへそに向かって真っ直ぐ開ける。この姿勢だと思います。
 
 この姿勢は腰に手を置いていた時に、たまたまできていたみたいです。試しに手を置いている時と、置いてない時で試してみて下さい。時間はかかりましたが、段々良くなっている実感はありました。

 
 前回のラジオ体操の第5の動きは、腕を横から上を通す動きです。頬の筋肉が戻ってからになりますが、肩を下げ横に開いて、反対側に持っていく動きです。肩の動きが治ってなかったのも、この動きがあります。(腹筋の時は、肩はたぶん真っ直ぐ動きます。)

 肩とあごはほぼ連動させて動かせます。ちょっと口の後ろ側を意識して、下に下げる。そして横に大きく開ける。この時に最初から声を出す。苦手な方向があったら、筋肉を戻しながら沢山やってみて下さい。

 この時に左に持っていくので、鼻の頂点も左を意識しましょう。その時に必要なのは右目の所を高く上げるか、右肩を上げれば簡単です。僕はあまり意識してなかったですが、今はできる限り意識してます。

 
 では肩を上げる姿勢に行きます。背骨を真っ直ぐにして、猫背を作りながら声を出せば、自然と肩は上がります。僕は肩にフラットな姿勢があるか考えましたが、たぶんないです。固定したらたぶん肩こりがひどくなりそうだからです。

 この動きは腹筋に近いと思ってます。かかと重心の最初は肩が下がってます。下唇が上に前に行くにつれて、肩は上に上がります。合っているかは不明ですが、原理としてはバランスが取れています。

 声の出す所を4つに区切ります。

 1 頬の後ろ側

 2 頬の一番横が使える所

 3 あごの頬骨辺り

 4 唇側

 
 普段どこで声を作ってますでしょうか。たぶん1はかかと重心側。4は前重心側に移行すると思います。「Uh~ Uh~ Uh~ Uh~♪」で音の響きやイメージは若干違う感じです。

 声を出しながら1~4に繋げるのは、とても大切です。沢山練習してみて下さい。

 4番の利点は肩が上がるとします。そうなると、下唇も上の前です。そして頬が上がり、舌も上で使えるかもしれません。このやり方でない時もありますが、1個のやり方としてできると思います。

 
 では沢山やって、筋肉も戻ったとします。そうなると話す時は4番だけで話せるかもしれません。今は僕も頬や背中を気にしています。けど話していた時は鼻とスポットの所だけ気にしていれば良かったのかもしれません。(これは例えばです)

 話す準備も内側から始まり、声が出た後も内側で終わるということです。肩幅まで使わずとも話せます。そのためには話す前から肩を上げ、下唇を上の前に置かなければいけません。

 街でかかと重心でリュックを背負って歩いているとします。これはやっぱり話しづらいのかもしれません。だから身振り手振りをしているように見えますが、4番の姿勢のまま話している可能性はあります。

 話している時はかかと重心であまり話していないかもしれませんね。言葉によって、20%使う程度な気が今はします。英語だったらこっちの比率が高いかもと、ふと思ってます。

 これは幅の狭い平均台で話すイメージかもしれません。肩を使うか、上で高くバランスを取るか、安定しているかです。実際にこれで前重心も含め、声を出す練習をしてみて下さい。

 声を出す時に、自然に肩が上がるという感覚が掴めるかもしれません。たぶん勝手に上がります。そして声を出す時も、鼻の側面に力を当てるように、前側を使ってたらなると思います。

 つまり唇側から1回で声が出せないのは、前側を上手く使えてないのかもしれません。この理由でなくても、柔軟性という面では大事だと思います。体の内側から声が出せるかやってみて下さい。

 
 このやり方とは別で考えて欲しいのですが、口を縦に開ければ良い気がしました。縦に開ければ、1~4を使って話しても、横の幅は非常に狭くなります。

 この時は下唇を上に前に置かなくても大丈夫そうです。ただ使っていくうちにたぶん良い場所に収まるとは思います。周りの筋肉が戻るまで、色々と動かしてみて下さい。

 では以上になります。

 僕が声出なかったのに、筋肉が弱っていたというのは少なからずあります。正しい所で使われてなかったため、上手く動いていなかったということです。自分の癖を見つめ、喉の筋肉がどの状態なのか考える。そしてゆっくりと使っていってあげるのが大事だと思います。

 本日も読んで頂きまして、ありがとうございました。



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