見出し画像

発声障害改善したよ 考察18【vol.108】

 できる限り簡潔に書きます。

 今日は話していた時は、上の歯の裏側の部分を結構使っていたのではないかという話です。

 普段はスポットなんで、ここには触れてません。歩いている時も、TVを見ている時もです。僕は「さしすせそ」がここ(上の歯の裏側)で発音すると思っていたぐらい良く使ってました。スポットの近くと表現しますね。ほとんどの音はちょっとだけ聞きづらくなりますが、不思議とここでも作れたりします。

 ちょっと発音の例を書きまして、わかりづらい話をします。

 「疲れたりんご」 (「た」の後の「い」や「え」に繋げる言葉です。書きたかった単語は忘れました。)

 今座っているとします。僕が言いづらいのは一回でスポットの近くで、次の音に繋げる話し方です。「たあ」で歯の裏に呼気をぶつけ、唇近くで頬の筋肉を内側に動かすか、外側に動かすかで繋げると思います。

 もしくはあごの先(骨がある所です)で外側に広げていくような感じで「あ」から「い」段の音に繋げて行くと思います。

 ちなみにこういう言い方でなくても言えます。けれど話していた時はそのような感覚でもやっていたと思います。僕は今そのようにやっています。

 別の言葉にします。

「みかんでキャッチボール」  ここの「チ」から繋げる所です。

 僕は「ボ」の所で口は縦なので、頬は閉じて行く動きです。結構僕は口を縦に使っていたみたいです。(そうじゃない時も多いです。)

 「チーーー」と伸ばせばおそらく言えます。僕は子音の所(今回はTですね)では塩コショウぐらいな感じで感覚的にはほとんどそこにいない気がします。(発音にはよります) 

 言いたい例としては電話ぐらいの声のイメージで、スポットの近くで1回で声を出す。これは難しいのではないかということです。これを第2段階と名付けます。

 第1段階は、口を大きく開けて、それに呼気を出すやり方です。(これはまた後で伝えます。)

 発声障害の人は歌上手い人が多そうなので、口の奥のオペラの声の場所がわかると思います。まだ「た」から「あ」でそこに持っていって、あごの先から横に広げていった方が言いやすい気はします。

 「Person」という単語で

 「パ」を喉の奥から作る。「R」であごを引くと同時に上咽頭側に持っていく。次の「ソ」はせっかく後ろに持っていったので、オペラの場所で口の奥から出てきますね。

 「Year」でも「Air」でもあごの先は動くはずです。そして声を出すのに後頭部側も結構使っていました。

 話す時に感覚として使っていたのは、発音の場所でも喉でも口でもありません。(例えばです) 僕は上の歯の裏側。そしてあごの先を使ってました。あごの先は話していたら、勝手に使われる感じかもしれません。

 だからこたつにみかんで物を書いている時でも、25%以上はあごを引いて話す。もしくは「R」の発音などで、あごを引く。裏声に頼ってもこれはやっていかないといけません。たぶんわかってもらえると思います。

 いきなりでしたが、使えていた所でしょうか。僕は筋肉が硬くなっていただけみたいです。

 喉を痛めた。そこが治った。けど筋肉が硬くて声が出ない。そうだったら今回のも試してみて下さい。

 この話し方が歌とは違うのかもしれませんね。僕は歌で喉だけ使っていても、目に見える変化は少なかったです。


 では第1段階の説明をします。

 僕は寝る時は、うつ伏せであごを引いて寝る姿勢。普段はトッポの姿勢で「気を付け」に近い姿勢で、肘を体に付ける。そうなると口は縦に開く。

 これをやってだいぶ良い姿勢になりました。僕が崩れていただけですが、舌の腹を上げることと、スポットの近くで舌先を使えることは比例します。声が出ない時があっても、目線の少し下で話すイメージが一番話しやすいとわかってきました。例えるなら、TVカメラがあの高さに置かれる感じがわかります。筋肉を一緒に使えていた方が、少し大変ですが声は出やすいです。

 声を出す具体例ですね。口の所は下側を使っても、筋肉の動きとしては全部1度上側に持っていった方が良いと思います。歪みがあったら、上に引っ張れば良くなるからです。

 というわけで僕は口の右側で発声練習をする時は、右の奥歯周りでの発声を意識しました。頬と唇を前に出して発声するというのもやりましたが、まずはそちらをメインにしました。(僕は左肩を前に出し、左手は右手に添えます。)

 そうすると、右肩が軽くなり、凄い良い姿勢まで上がります。(1番良い姿勢です) そこまで行くと頬の筋肉を外から内に使う筋肉がまだ硬いことに気付きました。どこかが軽くなると、他も連動するということですね。

 それでわかったことは口を大きく開けて、発声できていないことです。僕が書きたいことは逆に、今までは口を大きく開けてから、歌のように声として呼気を出せなかったことです。どんなに頑張っても出ない物は出ません。けど出ないからこそ不思議な口の開け方をして、声の出る所を探して声を出していたことも事実です。

 第1段階と書いたこの声の出し方の方が、たぶん筋肉の負担が少ないので体としては楽です。だから凄い良い姿勢とは両手を上に上げることで代用できるかもしれません。そして口を大きく開けて、外から内。(一応内から外もやった方が良いと思います) 声は出さなくても良いですが、色々どの声が出るのか試しながらやるのが良いと思います。

 これで声が出るかは誰にもわかりません。けれどこの話し方は全ての筋肉の負担を軽くできれば。つまり凄い良い姿勢ですね。別に完璧に良くする必要はありません。これに近づければ、声の調子が変わるかわかるだけでも良いと思います。これができれば、第2段階もそのうち良くなる気がします。

 言っていることは滅茶苦茶でも、結局は過緊張さえなくなればという理論には間違っていないはずです。

 書きたいこともあったのですが、後は短くまとめて書きますね。

 仮説としては、頬骨の所を前に出す動きをすれば改善に近づく人もいるかもしれないということです。口を縦に開けていれば、頬骨は斜め上になります。上の歯の裏に舌を置けていれば、さらに姿勢も崩れにくくなります。頬も横に広がった動きができます。目の下の所まで使うと、後頭部の筋肉も良く使えるはずです。

 後は肩がまだ硬いのは想定外でしたが、「か」「さ」「た」「は」。この4つも両方のバランスが整えば良くなっていくはずです。僕が思うには英語のように、喉→上あご→スポットの近く→唇。このイメージでゆっくりやっていった方があごや頬の筋肉をカバーできる気がします。1度で口の前から音を作るのは何故か難しいです。

 喉は立っている時は耳のラインにあります。そうなると、後頭部までしっかりと意識して動かすイメージが欲しいです。僕は実際上咽頭側にしっかり持ち上げる感じで、喉がカラカラ鳴っていましたが、まだ動きが足りなかったみたいです。

 座っている時は、あごを引いて、頬骨までしっかりと使える感じです。だからこちらの方が話しやすかったのかもしれません。ただ本当にしっかりした姿勢をイメージして話すのが大事だと思います。

 以上になります。最後の方は駆け足になってしまいました。おそらく動かせてなかった筋肉もあったと思います。もし大丈夫そうでしたら、組み合わせて使ってみて下さい。

 僕は何となく良さそうという筋肉の動かし方は、大抵後で気づいたら良い物が多かったです。自分自身に聞いてみて良い物も探り当ててみて下さい。

 本日も読んで頂きまして、ありがとうございました。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?