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発声障害改善したよ コラムを書きます39【vol.169】

 では前回のを踏まえ書きに来ました。

 説明として、1つ目は前重心で、5本のレーンのどれかを選んで肩が閉じていく動き。2つ目は上唇を上に上げて、舌を上に上げる動きです。

 では発声障害について、3つの説を簡潔に書きます。

 ①舌の腹から後ろを使っているため、肩などが下に引っ張られて声が出ないという説です。喉を気にするなどで、舌の腹のフラットの部分から後ろを使っています。

 ②右のあごの所が左と下に引っ張られているため、上手く動作していないという説です。最後が左重心で終わるため、右の動きが良くないです。また下側に引っ張られると、高い所で使っていた動きに影響します。

 ③スライドする動きで、最後左重心で終わるため、喉がそちらに引っ張られているという説です。また舌の位置も、フラットからずれているため、本来の動きから少し外れているかもしれません。

 
 このため徐々に悪くなったのかもしれません。だから治るには元の姿勢に戻るに連れて、段々良くなるのかもしれません。正直これで喉の調子が良くなるかはわかりませんが、少なくとも声の調子は変わらなくても、姿勢は気にした方が良いと思います。

 詳細は記事のどこかに大抵はあると思いますので、できる限り省きます。

 舌の動きについて少し書きます。まず僕もフラットより後ろで使い過ぎていたみたいです。話す時にこの肩が後ろに下がるという状況は、出来る限り少ない方が良いです。

 問題は舌の腹が離れた時です。「蚊がいるので、倒さなきゃ。」と思った時。もしくはトーイックでも良いんですが、次の文章を早く読むため、ページをめくる時などです。

 この時に舌の腹がずっと付いていたかは覚えてません。前回の2つ目の動作をしていれば、つまり上側を普段から使っていれば、離れても問題ないかもしれません。

 ただその時に、舌のフラットより後ろに動かすのは、たぶん良くないです。スライドする時に、たぶん前側に動いていれば、スライドはしない物だと思います。

 例えソファに座って、「良い座り心地ですね」と言う時でも、一瞬肩は後ろに行っても、話す時には、肩も舌も前側に動かしてから話していた気はします。

 つまり舌がフラットより後ろの時は、そんなになかったと思います。舌の腹が上に付いているかは適度に治して行けば良いですが、これはできる限りすぐやっていった方が良い気はします。

 周りを参考にしながら、むしろ上唇は上側で使っていけば、勝手に前側を使う姿勢になると思います。

 舌がフラットより後ろは、喉を気にするか、あごを上げていた時点でなりやすいと思います。舌が離れた時にそうなっていないかは、チェックして行ってみて下さい。

 ではこれが①番に含まれてますね。絶対にダメというわけではないので、割合を把握してみて下さい。

 
 では次は③番です。

 スライドするということは、右肩を下げる。肩が後ろにいるので、右肩は必要以上に前に行く。そうすると、左重心になるので、声の終わりも、中央ではなく、左側で終わることになります。

 僕の経験からすると、毎回ではなくてもこの動きになることが多いと思います。

 舌の腹も含め、この動きを多めに僕も伝えてしまいました。ごめんなさい。

 これは右肘も含め、体のバランスがわかれば、自然に良くなっていくと思います。左肩が上がって、内側を使えるようになる。前側を使えるようになれば、上も自然に使えるようになります。

 動きがわかれば、右肩も後ろと下に下げる必要はありません。代わりに肘を使っていれば、無理に左重心に行くこともないでしょう。

 舌の位置もちょっと右重心で終わるぐらいの感じで良いと思います。ちょっと違和感あるかもしれません。本来の場所は姿勢が戻るにつれて、自分で見つけて行って下さい。

 
 ②番になります。

 右のあごは肘と一緒に横に広げて、縦に回転させて声を出す感じに最終的にはなります。声をどう出すかではなく、声を出さない時でも筋肉をどう動かすかにこだわれば、何となくわかると思います。

 そうは言っても結局は、右肘を使う。左の肩が高く内に閉じるようになる。右のあごが使える。この3つはセットみたいな物だったみたいです。動きを思い出せば、勝手に使えるようになりそうです。

 とりあえず、右肘を使う。体が上に伸びる。最初はここからになるので、焦らずにゆっくりやってみて下さい。

 ここの動きは、前回伝えた動きでも鍛えられるので省きます。詳細は次の文章で一緒に書きます。

 この①②③と同じ現象かはわかりません。ですが僕の場合は、左右をバランス良く使うという所からずれていたみたいです。そしてそれがわかれば、声も良くなったみたいです。


 少し説明に入ります。

 カラオケで言ったら、右肘を右肩の高さまで上げたら、物を押す姿勢が整ったみたいです。どちらかと言えば、今までは足の真ん中よりかかと重心に近かったです。それが上側を使えるようになって、少し前重心でできるようになりました。

 左側も声を出したい所では、口を大きく開けて、左側の外側から足の内側に力を入れられるようになりました。

 左側も足の内側には重心はかかります。下側に力を入れていると、内側しか使えないことが多いです。歩いている時など、下側に力を使うことは多いです。少し浮かすイメージから、外側を大きく使えば、体は安定すると思います。

 次は右肩の所です。歌声の感じとしては、ちょっとモニターが上ぐらいの方が、声が出ている感じがあると思います。ちょっとかかと重心側ですね。

 この時は伝えている通りに、右肩を前に出すという動きと、右のあごの所で前に筋肉を動かすという動きを制限しています。

 伝えたいのは話すことについてなので、歌声の出し方ではないです。そして、結論は両方を使うことがもちろん大事です。

 実際に部屋のソファに立って、モニターが下側で歌ってみればわかると思います。たぶん重心は少し前重心になるはずです。僕と一緒なら、反り腰側が整い、何だか腕に力が戻って来るようになります。物を押せる姿勢になるからです。

 これはスマホに向けて声を練習する時も一緒だったみたいです。おでこを前にするのではなく、足を少し前重心に乗せてあげて、話してあげる。肘を使っていたら、肩も徐々に上がって来ると思いますが、スマホの画面もモニターみたいな向きにして、少し目線の下から始めてあげれば良いと思います。

 これも逆説になりますが、かかと重心を否定するわけではありません。僕はスマホを高めに置いて、少し画面も上向きでずっと話す練習をしていました。ただ良くなった時点で少し変化させても良かった気はします。

 公園で話す時も、少し足の外側を使って、体を安定してあげる。このやり方でもきっと良かったです。

 けどどのやり方でも①②③がわかってないと、左右均等に真っ直ぐ使うという所からずれてしまうような気がします。

 ②について思い出したのですが、左肩が平行に動くということは、声の出し方も右のあごから平行に出ていくイメージになると思います。実際にその動きかはわかりませんが、意識としてはそのようにも出せます。姿勢も伝えてあるので、沢山練習してみて下さい。

 自分が伝えている中で、この前側で話すという所は、あまり伝えてられてないかもしれません。上唇を上に上げながら「あ~」と言っていたら、きっと自然に身に付きます。両方やるのが大事と言いつつ、舌の腹がフラットより後ろはできれば少ない方が良いでしょう。

 普段の姿勢で使うこともあるかもしれません。けれど話す前に、すぐ前側の姿勢にいつでも変えられる練習も大事なことです。

 
 では伝えたい所は伝えることができました。横まで広く使ったり、上側を使うこともできると思います。できるようになると、物を押す運動でも、声を出せるようになるのではないかと思えるぐらい連動できます。なので下側でも自由に使って下さい。

 結局は声が出せる所が増えると軽くなると思います。①②③を見ながら、腰や背中にも硬い所がないか。そして左右均等に使えているか見てみて下さい。

 全部治ったら、「あ~」という音も、舌を上に前に伸ばせば良い気がします。(イメージです) 上にも横にも前にも治ったら結局そんな気がします。皆さんは「あ」という音をどのように出していましたでしょうか。自分の記憶を辿って、探してみて下さい。

 今まで読んで頂きまして、ありがとうございました。


 
 
 

 

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