見出し画像

発声障害改善したよ9【vol.81】

 今日はまず翔先生のミックスボイスの出し方の動画を見た話。約1時間の動画を、声の出ない人向けにまとめます。

 ギターを持って歌っていた時は猫背であった。歌の基本姿勢は、肩を上げ、背中を引き、肩を下げた姿勢が良い。

 舌根を下げ(あくびの時の形)、舌の腹側を上げ下げしてトレーニングする。

 つまり、声の出す姿勢は自分で選べるし、舌根を下げても、歌と同じように、声は出るということである。翔先生、ありがとうございます。

 僕は最近、左手でマイクを持って、モノマネの歌手のように、右手を目線の高さぐらいまであげて歌っている時が歌いやすい。あごが出ないようにしゃくりとビブラートは基本封印している。採点していると、呼気はマイクに当てるようなやり方になると思うが、喉を鳴らして歌うと、声が出て楽しい。

 ちなみにこれは直立不動なので、話し方の練習をしている。歌声が出るか出ないかで、症状は違うような気もする。

 次はメニュー表を指差しながら、前傾姿勢で声が出なかった話です。皆さんは声って唇辺りから声出していますか。この誰もが同じような姿勢に違いがあると思いますか。

 ちょっと1個目の大事な事を言います。何度も繰り返しチェックしてみて下さい。僕は周りの人が話している口の形は、四角いようなイメージがあるんですよね。ほお骨と、あごの骨で囲まれた4点を使っているように見えます。

 これは口(唇側)の筋肉を使わずに、頬の筋肉だけを動かして話すとこうなります。もちろん唇側の口を使って話すこともあると思いますが、こっち側もたぶん無意識で使ってます。話せない人は喉に意識がいってしまうため、四角いイメージで口を開けてなくても、不思議ではないです。

 この姿勢で話すと、肩も含め、少し姿勢が良くなるはずです。僕以外の人は使っていたかもしれませんが、今までと違う筋肉が動くはずです。大きく口を開けていたら、できていたかもしれませんが、やり方は難しくないはずですし、話せる人は使っている筋肉だと思います。

 これを含め、次に進みます。この開け方をしていれば、舌根を下げて、発音に舌を持っていって声を作れるのかもしれません。本音の所は、僕は覚えてません。

 最初から口を開けていれば、息を吹くという感覚ではないと思います。開いている口で「ふ~ふ~」しないですもんね。歌声に近い感じで、勝手に声として出ているのかもしれません。舌の腹が上がっている時点で、勝手に声になっている感じです。

 これを踏まえますと、口を開ける。あごを前に出して声を出す。息を押し出すのがメインになっていたからですね。ここから声の不調になったのかもしれません。

 歪みや口の開け方→声の不調→背中で声が止まる。

 順番はわかりませんが、いきなり声が出なくなったら、ジストニアかもしれないです。喉の筋肉が酷使などで、動きが悪くなったケースもあるでしょう。ただ歪みなどで、筋肉が弱まって声が出なくなった僕みたいな場合も少なくはないと思います。

 ただまとめたかっただけなので、あんまり僕の話は気にしないで下さい。

 元の話に戻ります。そして僕も最後までかかったあごを引いて話すというのがテーマです。

 口を四角いイメージで開ける。舌根はあくびのように下。そこからあごを引いてしゃべる。このイメージがないから、みんな高音で声を出そうとするような気もします。僕も一番最後になっている話し方なので、自信もないです。(ちなみに四角いイメージは勝手に無意識になるんで、気にしないで下さい。)

 あごを引いてしゃべるということは、最終的には、体の後ろが真っ直ぐになった姿勢に行き着くと思います。背骨、首、頭。この後ろのラインが真っ直ぐな姿勢。声も口の中の奥側で作られているし、ただ喉で鳴っているだけです。翔先生が言うように、軽く水を含んだらわかりやすいと思います。

 まずは背中を軟らかくして、「かさはた行」をこの姿勢で言えるようになるまで練習してみて下さい。これだったら、あごを引いてしゃべるでもできると思います。

 これが口を付けて、唇側から話す瞬間に難しくなると思います。人がいる時には息を吹くので、背中の硬さがあったら、止まってしまうかもしれません。

 どの話し方でも練習は必要なんですが、頬の筋肉使って、僕が伝えた開け方もやってみましょう。僕の感じではみんな使っている口の開け方です。たぶん背中への筋肉の負担量が減るはずです。そして姿勢もこっちの方が良いはずです。口を開ける。あごを引く。この姿勢で話せるようになるまで、やってみて下さい。

 ここで2つ目の大事な事を言います。話しやすい時は筋肉への負担が少ない時ですね。姿勢で無意識に負担がかかっていたら、筋肉を軟らかくしてあげて下さい。

 そして、負担がかかっていても、打ち返せるとしたらどうでしょう。それなら簡単そうですよね。

 本日用意するのは、スマートTVです。これのYouTubeに向かって話しかけるだけです。僕にとっては難敵です。あごを引いて話すため、軽く手で押さえながらやっていました。これを鼻の下の所、上唇の上の所を手で後ろに引きながら、声を出してみて下さい。手の力:2 声の力:1 でもやってみて下さい。

 口の後ろの強い所を使っても、声なんて出ないと思ってました。けど何かの跳ね返す力が加わり、声は出ると思います。つまり声を出すには喉からの呼気を出す力以外にも、筋肉が使われているということです。

 具体的には肩の筋肉です。仰向けで重力がかかる所から上側の筋肉です。腹筋の時の肩の筋肉なんで、少し上側なイメージです。後は肩を横に開く時に使われる所です。

 なので、背中の声が引っかかる肩甲骨と背骨の所ではありません。

 ちなみに力のかけ方なんですが、最初から力がかかっていて、それに呼気を乗せる感じです。押されているのを押し返している時に声が出る感じで、腹筋の体が起き上がり始めている時に、声が出るあの感じです。なので声が出る瞬間ではありません。そして力はちょっと手で押すぐらいの軽い力です。

 これがわかれば僕が1年間かけてわからなかったあごを引いて話す感覚がわかると思います。

 けど実は無意識的に、人と話す時にどこかの姿勢を固定し、どこかの筋肉を使っていたと思います。つまりここは使っていたかもしれません。けれど1人の時でも、言えるようになるはずです。大きな声で話そうとかお腹から話そうという感覚よりも、こっちの方が実用的に使える気がするからです。

 実際の会話でこの話し方で、すぐに話す必要はないです。理解して使えば肩も柔らかくなるかもしれませんが、背中が硬い時期はそちらがまず優先かもしれません。僕も左足で立つ感覚から、右足で立つ感覚に変わったので、姿勢によって声の出る症状は日々変わるからです。

 まずは調子の良い日は、少し声が詰まっても大きな声で話せるという所から始めたらいいでしょう。それに対しては肩の筋肉も使って声を出すことで、呼気の量も上げられるかもしれません。喉の状況を見ながら、大丈夫そうでしたら、やってみて下さい。

 僕の声が出ない原因は、右のあごの所を前に出して、そこからあごを引くという声の出し方をしていなかったかもしれない。もしくは右肩や右の腰が硬かったからかもしれない。一言で言ったら姿勢が崩れていたで終わるが僕も原因は掴めていない。(僕と同じ不安を抱えていたら、あごの骨の内側の筋肉を手でさすりながら、上を向いた姿勢で声が出るか繰り返し試して下さい。)

 ただ一つ言えるのは、感覚を取り戻し、声の出し方が良くなると、ねじれがなくなり、しゃがれた声も少しずつ良くなっていく。

 今回伝えたのは、口の開け方、そして声を出す筋肉です。2つとも、すぐには良くならないと思う。ただ今まで使ってなかった筋肉を使って話すと、自分の症状が良くなるかどうかはわかってもらえると思う。

 良くなったらシェアして伝えていって下さい。誰もがやったことがある動きでも、効果が出ないと、忘れ去られてしまうみたいです。

 症状が改善できますように祈っております。今回は背中に直結することが書けました。僕の記事でも間違ってしまっている所もあるので、症状と照らし合わせて、原因を探ってみて下さい。

 読んで頂きましてありがとうございました。

 

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?