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発声障害改善したよ コラムを書きます16【vol.146】

 今日もお願いします。

 1 声の練習

 今まで気付かなかったのですが、公園のブランコの周りの鉄の柵が、声が出しやすかったみたいです。ここから病院の椅子。公園のベンチのように変わっていきます。

 まず体重がフラットの状態があります。舌の位置もたぶんフラットです。これが基本です。

 ここから前側を使うと、左に体重が乗ると思います。逃げる時に左に曲がる理論からすると、これが普通です。まずここを多めに使っていないか確認しましょう。

 傾向からすると、左肩が下がり、左足に体重が乗ることが多いと思います。(どっちも基本は、足の外側には体重を乗せないようにしましょう)

 そうなると50%はかかと重心に近い形になります。歌の時にかかと重心で右足に意識を持っていく。舌を高い所で使う。そうなると右15度のマイクに向けて歌う姿勢になりました。右手に向かって話すようなイメージでも良いと思います。

 たぶんこれが自然な姿勢だったみたいです。

 
 2 姿勢

 右に体重を乗せ、ベンチで右手のスマホに話しかけるのは難しいです。そうなると、最初は上に向かって声を出すのが良い練習になります。基本は舌がアーチ状の所で声を出すのが最初のステップになります。

 サウスポースタイルで右前に体重をかける時もあります。(左後ろを使う時もあります) これはそこまで多くないはずです。

 舌の回転も含めて説明しますね。

 姿勢がフラットだったら、吸盤化した舌の位置からそのまま声を出す感じなのかもしれません。けど前に言ったように、舌の位置は動かしても良いみたいです。

 前に体重が乗っている時は少し前側に置いても良いです。かかと重心ならより高くアーチ状になる感じです。練習としては仰向けに寝ている時の舌の位置があります。普段あまり使うことはなくても、それぐらい上の後ろで使っても声は出せます。

 家だったらこれで声が出るはずです。靴紐を結ぶ時や、スマホにノールックで声を出す時などは、こんな感じだったかもしれません。コンビニで話す時は少し前側になるので少し違うと思います。けど「ごちそうさまでした」を小さい声で言う時は、たぶんこの声の出し方でも出ると思います。

 
 3 息の使い方

 そのまま話し方に行きます。かかと重心だと、フラットより少し右足に体重が乗る感じだと思います。そうなれば、舌も高い所を取っている意識のはずです。

 今言った通り話すだけなら、そのまま上側に声を出せば良いです。ただ外で話すと、そのまま上あご沿いを空気と同時に舌を動かして、「た」の発音辺りで止める感じかもしれません。少し後ろから始まるので、それぐらいで止める感じで良いと思います。

 例としてはストローでの息が、上あご沿いでそこに移動する感じです。感触としては一度話し始めたら、声はそのまま出る感じかもしれません。そうなると、前に言ったように歌のサビで息を速くするイメージかもしれません。歌では息が続く限りは、どんなサビでも速く息を出せば音は続くはずです。

 ちなみに歌では口全体で声が鳴っている感じなので、話す時のイメージとは少し違うと思います。話す時はアーチ状の所で音を作ります。これは歌のアクセントやしゃくりのように0.5秒~2秒時間を使って良いと思います。好きなだけ時間を使って下さい。(子音ではなく、「た あ~」みたいな歌に近い気がします)

 これを「あ~」の所では上あご沿いに息を前に動かす感じです。ストローのように泡が出たと思ったら、息の速さも方向も変える感じかと思います。

 
 4 息のイメージ

 これでやると、今自分の息がここにあるとわかると思います。できるのであれば斜め上にそのまま持っていって下さい。上あご沿いを使っていれば、その筋肉の動かし方になるかもしれません。

 これでやると、上あごだけで声を作っている感覚になると思います。上唇の高さで頬の筋肉が外から内に使われているイメージです。けれど、下あごなしでは息は吹けません。だから下あごは声を出しているというより、空気を送っているぐらいで良い気がします。

 この高さで声を作っていたら、下あごで声を出す感じではないし、力も全く入らないような気もします。

 アーチ状の所で声を作って、それから「う」のような筋肉の動かし方をします。けど「う」の発音の感じではないので、上唇だけその動きをして、下あご側は空気を送るというのが良い表現な気がします。

 
 とりあえず続きはまた次回にします。

 わかりやすく書いたつもりだったのですが、ちょっと不思議な感じだったかもしれません。僕はこの話し方が多くの人が使っている話し方だと思います。

 例えば英語の時に、発音は「TH」や「L」や「F」など口の先にあります。けど音は口の後ろの低い所にあります。何だか腕の閉じる力も含め、両方を使っている気がします。

 日本語も、発音が上の後ろにあるから、かかと重心がメインであって、舌を上に使います。(右の腰や右の足に体重を乗せるということです。) ここで音を作って、後は声を前に出すために、前側で腕や舌も含め、どのように声を出すかが大事な気がします。
 
 別に矯正したいわけではないので、家で遊び程度に使って、筋肉が使えるようになるかやってみて下さい。

 本日も読んで頂きまして、ありがとうございました。

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