発声障害改善したよ 考察4【vol.94】
また考察しに来ました。
まず大事な所から話します。
①話し方で口の後ろ側。上咽頭側で話すやり方です。首、喉、舌が一直線になるようなイメージです。少し右側に舌を動かせば、僕の弱っていた右の頬、背中が動いてくれます。
左の肩は関節の位置が下がっていたようですが、右の肩は背中に接続する肩甲骨が下がっていたようです。頬を上に上げてあげる事で、ここも柔らかくなるはずです。
話し方においてまずこの話し方が大事です。この上あご近くで話していると、口の位置さえちょっと下に位置しているような感じになります。そのまま平行に行けば、上唇の上、鼻の下で話している感じになるはずです。この話し方も良くやっていたはずです。
②この次にこれが慣れてきたら、次のステップです。「さ」や「た」の舌の先の発音の所を意識して話してみましょう。上あご伝いに5cm程前に言った所ですね。舌の先の上あご、もしくはその上の鼻腔の空間で話してみましょう。
ここで話すと、舌の腹が上がると同時に、肩や肩甲骨が上に上がって話せるはずです。舌の先で話して上の空間を意識すると、そのまま筋肉も上に持ち上げて使える感じになります。この話し方もとても有効的です。
とりあえず今日の大事な所はこの2つです。後はちょっと書きたいように書きます。話は飛ぶんでたまに①、②と使ったり楽しく書きたいと思います。
まず②は思っているより前重心ではないと思います。椅子に座ってPCの前で前重心だと話しやすい。これは舌が上だったり、肩が上だから話しやすいわけで、前重心=話しやすいというわけではないと思います。実際②の姿勢には近いと思います。ただこのまま電話を取ると、①の動きが必要です。前重心のまま、後ろから声を出すのは結構難しいのではないかと思います。
実際には姿勢が崩れることは良くあります。そんな時こそ①のやり方ですぐできる状態を作って下さい。ちなみに②は、普段はこの出し方で出るのに今日は出ないなど、ショックなことも多いので、両方を使い分けることが大事かと思います。
とりあえず僕の文章読んでもらえれば、わかってもらえると思うので、この辺は飛ばします。やっぱり上咽頭で話すと舌の子音で話すに直させて下さい。
②で話すと、もう母音や口で話す感覚は要らないです。子音と言っても沢山ありますが、僕の苦手は「さ」と「た」ですね。特にこの辺に焦点を当ててみて下さい。簡潔に言うと、左右に歪みようがない話し方になります。上あごに舌を置いているわけですから。
そしてここで話していたら、全ての筋肉は上側にいるはずです。僕は話せていた時はここを使えていたわけですから、多くの筋肉は下がっていたことになります。
「は」や「か」は①を意識した方がいいかもしれませんね。そうなると、舌の場所も常に移動して考えていることになります。舌は吸盤化して上に固定されているという考えより、イメージは子音側の舌先に置くか、舌の腹側に置くか常に動かせる感じになってます。さらに口の後ろから話そうとすると、僕は舌を後ろに動かして発声する気がします。それぐらいで僕は良いと思います。
話す準備として、口の奥側メインで話そうとか、舌先(子音)に感覚をおいて話そうなど、ちょっと迷わしてしまうかもしれませんが、今はそこに感触がある気がします。
もちろん声が出るように話そうとはします。けれど今は背中を引っ張ればしゃがれた声が出せる。この感覚はないです。上あごに意識が行ってから、逆にこれはできなくなりました。
僕の声の痙攣として、舌を上において、口の後ろを使って話す。これで起こっていたみたいです。飴をなめて「ガラガラ」言っていたと思っていた半開きの口でもこうなっていたみたいです。
1つだけ言えるのは、この筋肉を使っていなかったのは確かです。しかし僕の記事で書いた両手を頭の上に置くと話しやすい。この症状があるのであれば、僕と同じ理由もあるのかもしれません。
今現在喉は話せる状態である。もしくはない。それとは別に話せないことによって起こった筋肉変化ですね。この部分は共通していてもおかしくはないと思います。
ちょっと前までは2分話すと治まる。それが1分になる。30秒になる。また10分後に痙攣するけど、10秒ぐらいで治まる。この状態に来るまでにだいぶかかってますが、日々良くなっていることは確かです。
1つ関係しているのは、呼気を少なくして声を出していなかったことです。これは裏声のように、少し良い姿勢にしないと出せません。①の姿勢から舌の腹を少し後ろにして発声します。この動作は喉の筋肉は直接動かせません。なので首の前側に力を入れて、呼気を少なくする。その首の前の筋肉を上咽頭側に引っ張る事で、呼気の少ない声が出せます。
これは少し話せないとできないのでいじわる問題みたいな物です。けれど鏡を見たら、喉仏など力を使ってこの動きをしています。だから全く力を入れなくても話せるというのは、少し違う気もします。また僕の勘違いかもしれませんので、できるかどうかだけやってみて下さい。
この話し方はむしろ後回しで良いです。最初はたぶんできないです。ただ伝えたいのは、①の話し方がまず基本にあること。これが正しいなら、喉は使えなくても首の筋肉を使っていた。上咽頭側も上手く使っていた。舌も上側にあったし、それによって他の筋肉も①②をメインにした場所にあったということです。
だから医者に言わせれば、「喉の筋肉に異常はない。そして舌が上あごにあったら、左右に歪みようがない。だから話せなくなるはずはない。」
普通に言ったらこのように診断されると思います。とりあえず話せなくなる理由はわかりません。ただ話せない時点で歪んでいる可能性もあるし、筋肉も元の状態でないこともあります。僕みたいに話し方を忘れてしまうこともあります。
ここで言いたかったのは、①②の話し方で姿勢を元に戻しましょうです。原因をどれだけ調べてもたぶん出ないから、とりあえずこれを意識した方が良いかもしれません。まずこれをしないことには、実は良くなっていたかも判断ができません。
どうでしょうか。皆さんは僕と同じ話し方だったでしょうか。発声障害の人は、調子の良い日は声が出るという人もいると聞きます。だから何かきっかけがあれば良くなる可能性はあります。
ちなみに僕の推測ではこの話し方もしていただと思います。英語ではなく、日本語で喉から声を出している人の方が少ないはずです。そうなると、①や②で舌が上で話す人の方が多いと思います。
前回声を押し出す筋肉と書きましたが、これはこの2つが身に付いてからで良いと思います。上咽頭を使っていくうちに頬の筋肉が上がってきた気がします。そうなると唇側の筋肉も上側でしっかり使えます。頬の前側の筋肉も弱っていたのかもしれません。
口の左右の筋肉で差があったのかもしれません。この辺りが戻ってくることで、やっと声を押し出すという動きができそうです。ここは自然にしていても、運動しても戻って来なかった所です。そして口から言葉を出そうとするのでもだめでした。
僕の中で変化があったのは、上あごと鼻腔を意識して舌を置く事で、左右の歪みが減った。そして口や背中周りの筋肉も上側に戻ってきた。そしてそれを続けることで上咽頭側も使えるようになったし、唇も上に前に力が戻ってきた。
ちょっと焦って治そうとしてしまった所もありますが、こんなに上手く行くかはわかりませんが、今はこうだった気がします。舌を上側の意識で話してなければ、最初は時間がかかると思います。話せない人であれば、感覚を喉に置いた場合と、上側の舌においた場合で姿勢の違いがわかると思います。僕も実際両方体験してます。
これで良くなるかは正直わかりません。ただ自分の元の姿勢に近づけていけば、大抵は良い方向に進めるはずです。僕はそう思っております。
声が出ない原因は僕の原因とは違うかもしれません。だけど声が出なかったら、体が硬い。こういった症状には対応できるはずです。しっかり自分の体と向き合って、少しでも良くしていって下さい。
読んで頂きまして、ありがとうございました。
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