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発声障害改善したよ 考察19【vol.109】

 今度こそわかりやすく書きます。(また長くなってしまいました。)

 まず発声障害と吃音は全くの別の物です。ご理解下さい。

 今日のメインは4つ書きます。

 ①音声治療は有効な物だと思われます。僕は言語聴覚士ではないので、文句は山のようにあります。

 「ディスフォニア」をYOUTUBEで調べても、症例がとても少ないです。同じ人間の症状なら、普通なら5倍くらい出てきてもおかしくないです。その中に「Liz Bills」さんという方がいて、その方も歌手です。

 だから言葉としては、治らないことも多いけど、治ることも多い。これが僕の今の推測です。

 喉が壊れてしまったら、正しく動きませんね。ただ正しい動作でずっとやっていれば、筋肉なので良くなることもあります。言えなかった言葉や綴りも練習していたら言えるようになったという経験も結構あると思います。だから口を大きく開けたり、笑った声でストローに発声するようなトレーニングは、その時は出なくても継続することが大事なことだと思います。

 ②声の出ない現象は、本当に喉の筋肉だけが理由なのか確かめて下さい。ここは後でまとめるのでサクッと言います。僕は他の筋肉が大きな原因だったのでわかります。もしくは僕のを読んでイメージして下さい。狙った音程から違った音に落ちるという症状も、数回ぐらいしかないです。

 僕は音が止まった時に背中で押すような癖がついていたようです。正しくはこたつみたいな姿勢で、背中は丸く。そしてそれだけだと前に体重が行ってしまうので、少し後ろに傾けつつ、それから丸くなる感じですね。

 他にも、喉から声を出しつつ、日本語の発声は口の上の方で作る。または唇の近くで作る。ごめんなさい。喉から声作るみたいですね。ただそれが弱まった時、声が背中で止まる。この背中の筋肉の緊張は、喉の不調とは全く関係ない物ですね。それを専門家はしっかりと理解して、治していくべきです。

 ③では具体的にどうしたら良いかと言うと、間違った動き方をしていないかチェックしてあげるべきです。30分2500円などかかるのであれば、専門家なら教えてあげるのは当然ですね。ちなみに相場は知りません。

 正しい動き方で出ないのはある程度仕方ありません。ただこの文章中の単語の時には、10人中8人がこうすることが多いとデータでしっかり示してあげることが必要です。正しい動き方だったら、患者も安心すると思います。

 前に体重がある時。後ろにある時。舌の回転。あごの回転。頬の筋肉の動きですね。僕は喉から上手く声が出ない症状でした。そうなれば間違った動きもありえます。

 英語だったらたぶんストロー発声の「プク」で声を弱めることができます。だけど、日本語だと「ブクッ」で発声しないといけない時もあります。だからそれがあって、喉とは関係ない筋肉の硬さがただでさえあるのだと思います。

 間違っていたらそれがさらに大きくなるということです。ちなみに僕は鼻から発声したり、上あごの高さから発声するのが間違いだとは思いません。難しい所ですね。実際そのようなイメージで発声していたと思うからです。

 ちなみに前回の上の前歯の裏に音を当てるというのは、少し間違いだった気がします。正しくはちょっと呼気が触れるぐらいかもしれません。基本的には背中の筋肉をそれほど使う必要がないので、その方が良いでしょう。

 ただ前のめりの時は、これぐらい頬の筋肉を使っても良いはずですので、負荷のないように口を大きく動かすという練習も必要です。ずっと使い続けていたら、背中に負担がいくので間違いです。ただ少し良くなったら、たまにこのやり方で使ってあげるというのが正解なはずです。

 考えてみて下さい。喉から声が出なかったら、どれが正解かなんてわかりません。それをフォローしてあげるのが専門家の役目だと思います。

 何だか前回のに比べると急に真面目な話になりましたね。そんな時もあります。

 
 ④ここが今日の重要な所です。鼻に特別な意識をせずに、あごは真っ直ぐ開けていたのではないかということ。そして、目の下。鼻の上の所を意識して多くの人が使っていたのではないかということです。

 ここを意識しないで、声が出ないので喉を意識して話す。例えばマスクしているように口だけを意識する。これをやると、どこかで姿勢が崩れているかもしれません。喉の問題とは別ということですね。

 ここを使うには英語のような発音で使ってみましょう。「TH」を最初に言いますが、「L」「S」「T」全部試してみて下さい。ちなみに1音だけなんで、ここはあごを上げて大丈夫です。

 Did You Say That?    Are You Talking about That?

 これの最後の「ザッ」

 もしくは  Do You Like Sushi? これの「ス」です。

 It's very Light. の「ラ」など何でも大丈夫です。

 ただやり方は「Th」で舌を歯で挟んでいる所から、舌で上の歯を上に上げて下さい。他の「ス」でも「ラ」でもです。音として少しだけ変になりますが、ちゃんと出るはずです。

 ちなみに舌を出していると他の人から見えるかもしれないので、外ではあまりやらない方が良いでしょう。

 この目の下、鼻の上の所は、普通に話していたら使っていたはずなんですよね。(たぶんです) 最近使ってましたでしょうか。

 僕は声が出ない時は、あごを上げていた方が話しやすい感覚がありました。それはあごを真っ直ぐに開けずに、鼻の上を使わずに、背中を伸ばしてなかったからかもしれません。

 1音だけでなくても良いです。今回ので話すと、反り腰にならず、どちらかというとあごを引いた良い姿勢のまま、背中を伸ばして発声できる気がしませんか。そうなるには、ここを使う気がしますし、実際使っていたと思います。

 ここを崩すのは喉の不調の後の、声が出なくなった後だと思います。歌が上手い人が使わなそうな所なので、実際はわかりません。前回までのある程度声が軽くなった時に辿り着いたのがここでした。つまり姿勢的にもどこかが崩れている気がするが、それがわからなかった所です。

 声が出ないうちは、いまいち良くわからないかもしれませんが、僕はこの④番の所は大事な所だと思ってます。今現在も使えているか確かめてみて下さい。

 ではいつも通り早足でまとめます。

 まず①は喉の不調なら、それに直結する筋肉の動きは常に練習した方が良いということです。

 ②は声が出ない事による筋肉の緊張はまた別かも知れないということです。詳細はわかりません。けどわからない分、姿勢を整え、肩や背中も軽い方が良いということです。

 ③はできる限り間違えた動きはしない方が良いという事です。僕は他の人に聞かなかったのは少し後悔してます。音声治療に行かなくても、もしできるのであれば色々な人に話し方を聞いた方が良いです。1個1個治していけば、良くなっていく可能性があるからです。

 ④は最終的に僕が姿勢が崩れていたと知らせてくれた所です。

 もう少し書きます。

 僕は喉の緊張が少なくなった時に、喉の後ろ側から声が出る感じだったんですよね。痛めていたわけではないので同じかはわかりません。英語の疑問文のような「Do You Have Orange juice?」 こんな感じで頭のてっぺんに向けて声を出すような筋肉の動きに近いです。

 僕は歌には感謝してます。そして歌で喉を痛めたわけではないです。だけど下あごを前に出すこと。背中を固定したまま前に出すこと。(背中丸めている方が少ないですね)

 口を斜めに開けると、舌もそれにつられて斜めになること。(これもねじれの一因かもしれません) 舌で上あごを支えないこと。単なる偶然かもしれませんが、いくつか共通点がありました。話す時と歌う時の姿勢の違いを理解した方が、姿勢は崩れにくいと思います。

 以上になります。個人的には自分の元の話し方を思い出しつつ使っていく。そしてその周りの筋肉は軽い状態を目指す。詳細に考えると、別々の動作を同時並行でやっていく感じかもしれません。

 一応筋肉を軟らかくするには結構書いているつもりですので、症状と照らし合わせて良い物を使ってみて下さい。口の後ろ側を大きく開けて話す感じも僕もやってなかった分、お勧めします。

 ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました。

 

 

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