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発声障害改善したよ コラムを書きます28【vol.158】

 最近文章が長かったので、同じような文章になりますが、できるだけ簡潔に書きます。

 話す姿勢について書きます。

 僕は家ではたぶん後ろに体重をかけるわけでもなく、前に体重をかけるわけでもなくフラットに近いです。

 そしてオンラインではできる限り上を使うように意識しながら、スマホを見るのでおでこが少し前です。「How are you doing?」ぐらいならそんなに上側を使う必要はないのかもしれません。

 ここで思ったのは、お腹を使って話す時は、肩を後ろに下げて、あごを上に上げていないかです。

 日本語の発音は上側で作るのが良いとされてますね。そうなると、舌が吸盤化された所で、目の下の筋肉を使って話すことになります。そして肩も高い位置を取って、後ろに体重をかけている時から、前に体重をかける時までスムーズに動きます。

 話せていた人でここを使っていなかった人はいないと思います。そしてこの動きは意味があったのではないかと思います。

 話したい姿勢は、①10度後ろの時。 ②10度か20度前側の時。 ③前側で唇で話す時です。 たぶん②と③は話している人からするとほぼ一緒です。下唇も上であったり下であったりしても良いと思います。

 ①の時の姿勢では、あごが上がる姿勢で、下あごの先に、外から内に力が加わる気がしました。そうなるとお腹から声を出すことは、①の姿勢であるということから抜け出さないといけません。前重心でもお腹から声は出せますね。

 逆に目の下まで筋肉を使って話すと言うことは、上にしっかりと支点を作れるので、下あごは外側に使って良い感覚になりました。普段の姿勢から60%は前重心かもしれないので、普段から使って良い姿勢になります。

 おでこが前だと、下あごもちょっと上側の力な気がします。そして外にも力をかけれる感じです。そして肩も高い位置なので、後ろに動く時もあれば、固定されていて、動かない時もある感じです。

 つまり①が多いと、肩が後ろに使われることが多く、下あごも内側に力がかかっている時が多いのではないかということです。それを治すのは、元々使っていた目の下の筋肉を使って話す感じかもしれません。何だかジバニャンのように横に少し平べったく開けるようなイメージになりました。

 先に大事な所から書いたので、自分の姿勢と比べてみて下さい。

 
 では補足していきます。①の姿勢はわかりやすく言えば応援団の姿勢ですね。ただ大きな声や裏返った声。そして小さな声も出しやすい姿勢だと思います。

 姿勢が崩れていたら、こっちから治した方が良いと思います。それは自分に聞いてみて下さい。腹筋で言ったら最初の姿勢なので、大きな声も出やすいと思います。

 この時の声は歌声だと痛めてしまうので、普通のしゃべる声です。まずはこれが基本の話し方だと思います。この時は目の下の筋肉ではなく、頬の筋肉などを上に上げて話すやり方だと思います。

 では②です。こっちの方が色々と複雑です。腹筋で言ったら、80%ぐらい上がって、体の上側で引っ張って、体を調節しているような声です。1つ言っておくと、このままの姿勢でもたぶんお腹から声は出ます。

 スポーツしている時は、物を目で追いながら、基本はあごを引いての発声になると思います。そしてこれでもお腹から声は出るはずです。なので沢山練習してみて下さい。たぶんスポーツ観戦している時の声はこれに近いはずです。あごを引いている時と、上げている時で少し違うと思います。

 ②でもう一度伝えたいのは、目の下の筋肉を使う感覚です。今は右目の所が多い感じです。前に重心がある時は、これだけ上を使えば口もスライドせず開くはずです。舌でしっかりと力を伝えれば、1回で話せると思います。そして右肩も元に戻るはずです。

 右肩の所は、ここが切り替えのスイッチだと思って、常に高い所から前に持っていけるようにしてみて下さい。

 声の感じは腹筋とほぼ一緒です。つまりお腹からの声ではなく、重力で引っ張られないように、高い所の筋肉を使っている声です。伝えている通り、僕はこれをできていなかったみたいです。

 けれど日本語はできる限り口の上で作れれば良いので、それには必要な動きです。3mぐらいの普段の会話ならこれで充分なはずです。例を言うなら風で帽子が飛んでしまった時の「それ取って下さい。」ぐらいの声は出ます。

 後はあごが上がっている時は、たぶん自然に口を開ける感じです。けれどあごを引いている時は、基本唇が閉じているはずです。他の人の動きからするとたぶんそうですね。ただ下あごは上に引っ張られている動きだとすると、下唇は内側ではなく、外側に軽く使っている感じかもしれません。

 ただあごは引いているのに、下あごは上の動きなはずです。舌の動きからはたぶんそうなります。ちょっとずつ確かめていって下さい。

 ②ではおでこが前で、腹筋のように沢山筋肉を使います。特に前側の筋肉を使ってなかったら、沢山使ってあげて下さい。②は①ができてからかもしれませんが、自分の動きを思い出せば、そこまで難しくないはずです。

 では③に行きます。③は試合後のインタビューみたいなイメージです。たぶんマイクに向けて、勝った時も負けた時も。そして大事な試合も練習試合でも話していると思います。

 ここではテーブルで「それ(塩とこしょう)、取って下さい。」ぐらいな感じです。②では口を横に開けるのに対し、③では口を縦に開けます。ちなみに②の方が大きな声は出ます。

 実生活では「え、何だって?」と言われると、次はもっと大きな声で言うことが多いです。そう考えると大きな声で練習するのは、1個の不安をなくすのに大事なことだと思います。

 ちなみに②と③の違いはないのかもしれません。ちょっと声の出し方を変えているだけで、同じように練習すれば良い気もします。後は僕が伝えているのが間違っているのもあるので、それは色々と試してみて下さい。

 続きで書きたいことがあったのですが、最近長かったので一度区切ります。

 本日も読んで頂きまして、ありがとうございました。
 



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